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2018/10/26 13:24
1歳になるフェニーチェスタ(キングズベス
1歳になるフェニーチェスタ(キングズベスト産駒)は村上欽哉牧場に来てからの産駒になります。
そして、当歳は満を持してロードカナロアをつけ、立派な牝馬が生まれてきました。
フェニーチェはダイナカールに繋がる名牝系で、サムソンズプライドやブレスジャーニーなどが近親に居り、エアグルーヴ、ルーラーシップ、ドゥラメンテなど・・・勢いのある血統です。
ロードカナロアはアーモンドアイが三冠馬になるなど、これからの活躍も楽しみな種牡馬です。そして、そのロードカナロアの代表産駒の1頭であるステルヴィオ。ステルヴィオとフェニーチェの2018は8分の7同血。ロードカナロア→ファルブラヴ→サンデーサイレンスが紡ぐ血統に外れなしかと思います。
しかし、フェニーチェはこんなすばらしい牝馬を残した後に亡くなってしまいました。村上欽哉牧場の新たなる主力血脈になろうとするこの血統は本馬に受け継がれました。
村上欽哉さんは前日の二次会で『明日募集締め切りです(笑)』・・・『本当は自分で持ちたい・・・』と、本音を漏らしておりました。
そして、この日も『名前を呼んだら、(馬が)返事をします』と、冗談を連発。。。村上欽哉さんがこの馬をかなり気に入っていることと、村上欽哉さんがこういう冗談を言う馬は走ります!期待して良いんじゃないでしょうか?
加藤征弘先生は
先ずはクラシック初戦の桜花賞を目指します。夢物語で言っているのではなく、この馬を生まれた時から見ているのでそう言えるのです。母親も入厩していましたし、姉のエレナレジーナも入厩しております。エレナレジーナは線が細く、身体が小さいのでデビュー戦も半信半疑でしたが上手な競馬で札幌の新馬戦を勝ってくれました。父がロードカナロアに変わり幅のあるバランスの取れた好馬体ですから当然期待してしまいます。母の忘れ形見ですから、しっかりと育てていきたいと思います。
と、最大級の評価。
乳母に育てられましたが、大きな乳母から最近離乳。。。実母と一度お別れをしている経験があり乳母との別れもしっかり割り切ってすんなり受け入れたようです。そういうところを見ても自立しているし賢い馬だと評価されているようです。
村上欽哉牧場の当歳馬は45頭。その45頭の中でNO.1の馬。。。広尾ホースクラブからも熱烈なオファーがあり、個人馬主さんからも何件もオファーがありましたが、この馬を母の後継に考えていた場長は全てをお断り。そんな中でも、松浦社長とローレルクラブ北海道事務所スタッフさんのかなりしつこいオファーに折れての登場となりました。本当は村上欽哉牧場名義での登録をされたかったようです。
そんな経緯があって、そしてロードカナロアフィーバーの中、2400万円募集。。。ローレルクラブの中ではNO.1価格ですけど、世間一般から見たら倍の価格でも納得できるレベルの出来と血統。個人馬主や広尾さんに売ったって2400万円以上の値がつくでしょうに、この価格での募集は村上欽哉さんの優しさと努力だと思います。
歩かせても・・・いいですね。力強いですしバネを感じます。接地してからの蹴りが強い。推進力を感じる歩様です。そして、馬体も当歳の牝馬としてはしっかりした馬体でありながら、重苦しさがない。バランスが非常にいいです。
加藤征弘先生ともアビームでの良い繋がりもありますし、この血統に強い思い入れもありますから、この厩舎でお世話になることは大きなプラスが発生するものと思われます。
(ローレルクラブにしては)高いけど・・・今後も、注目していかなければいけない1頭ですね。
ユニオン・ローレルクラブ・ニューワールドレーシングクラブに入会を考えてくださっている方。。。紹介させていただきますのでご一報ください。
特典として、他では話せないマル秘情報をメールにて送らせていただきます。