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2018/10/30 07:11
なかなか写真をチェックでき余裕がありませ
なかなか写真をチェックでき余裕がありませんで、文章ばかりが先行しております。
間もなく、作業には取り掛かる予定です。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
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サトノネネの2017
(父エピファネイア×母父ディープインパクト)
牝 鹿毛 17年3月7日生
生産者→松浦牧場 入厩先→池江泰寿厩舎
母サトノネネは社台ファーム生産のディープインパクト産駒であり、里見さんからも期待の大きな馬でしたが、気性が邪魔をしてしまい大成することができませんでしたが潜在能力の高さは評価されています。
父にエピファネイアを配合。エピファネイアは名手スミヨン騎手が『日本で一番強い馬』と賞賛した馬であり、オークス馬シーザリオの最高傑作といっていい馬だと思います。
エピファネイアの産駒はまだ走っていませんが、馬産地での評判はかなり良く、ロードカナロアやジャスタウェイの様に1年目からのブレイクの可能性を秘めています。
サトノネネの2017は終始煩い感じでの展示になりましたが、動画の音声を聞いていただいても分かるとおり、草刈機の音に敏感に反応してしまい、この日の煩さは度外視して見るしかないんじゃないでしょうか。。。ちょっと可愛そうでしたね。
予定厩舎は栗東池江泰寿厩舎。先日はキングディグニティの去勢手術を発表しました。2勝しかしていない、500万下クラスの4歳馬に去勢手術をする。。。去勢手術をするということは、向こう1年以上は面倒を見てくれるということ。池江泰寿先生はローレルクラブの馬に対して熱心だということ。結果が出ているかどうかというと・・・微妙なところもありますが、グランパルファンにしてもジェルファルレイにしてもいっぱい使ってくれました。社台系の良血馬の如く結果は出ておりませんが、池江先生はローレルクラブの馬を雑に扱っているワケではありません。
サトノネネは相当能力が高かった馬で人に対しても従順なタイプでしたが、レースではその能力を発揮できなかった母。そして、馬格があり精神的にも落ち着きのあるエピファネイアをつけたことで、理想的な仔が生まれてきました。初仔とは思えないほどの大きさを持っており、馬格で泣くようなことは無いかと思います。スタッフさんや松浦社長の話を聞いても、普段は大人しく落ち着きがある馬だと聞いていますので、今回の展示は少し可愛そうだったのですが期待の大きさは感じました。
見た目にも幅が出てきており、牧場スタッフさんからは『ローレルラシームに似た馬体に成長している』とおっしゃっていました。
ローレルラシームはブライアンズタイム産駒で、1勝のあと予後不良となってしまいましたが、能力は評価されておりユニコーンSを真剣に考えられていた馬です。そんな評価の高かった馬に似たイメージだということは期待してしまいますね。
松浦社長のコメントもいただきました。
お母さんは能力の高い馬でこの仔も初仔でありながら骨も太くしっかりした馬体である。昨晩の懇親会でも『触りたい放題』といいましたが、、、今はちょっと難しいですけど、普段は本当に大人しいです。先生も見た瞬間に『やりたい』と、言ってくれたくらいの馬なので心配もしていない。エピファネイア産駒も馬産地では非常に評価が高く走ってくると思う。。。とのこと。
これからの松浦牧場を引っ張っていく母系になる期待を背負ってのラインナップ。成績を上げて箔がつくことを松浦社長も狙っています。