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2018/11/30 16:24
さて、ここからが第二幕。NWR軍団の
牧場見学レポートを続けます。週明けからの北海道・・・怪我の容体によっては行けなくなるかもしれませんけど・・・ということで、昨晩は遅かったので病院に行けませんでしたが、今から行ってきます。因みに、出勤はしっかりとしました。仕事をしっかりできたかというと。。。皆さんに支えがあって成り立ちましたね。感謝の気持ちでいっぱいです。
若手に気を使わせてしまいました。。。皆さんに迷惑をかけないステキなベテランというか老人になっていきたいですね。
でははじめます。
さて、ここからが第二幕。
NWR軍団の登場です。1歳馬は全馬カナイシスタッドにて育成されていますので、現在は2歳馬がここ山岡トレセンに滞在しております。
ドリームライクエマ、シンフォニーナインの2頭が走るところを見ることができませんでしたが、セラールネイジュ、アデリナ、トリウンファラの調教とQueen of Spainの2016、レディインラヴの2016の調教を実際に見ることができました。
場長さんもおっしゃっていましたが、『まさか、ここでフランケル産駒に出会えるとは。。。』という想いです。
フランケル産駒はドリームライクエマとクイーンオブスペインの2016の2頭。やっぱりいい馬ですね。調整もそれぞれ最終段階に入っておりまして、厩舎側の受け入れ態勢が整えば入厩となる状況まで来ています。
ちょっと前に、ニューウェーブ(新規開業クラブ)は苦労している。。。なんて記事を書きました。ワラウカドもDMMバヌーシーもスター候補が出てきました。
NWRは?と言いますと、2016年産駒は
クラブ
Queen of Spainの2016牡
ドリームライクエマ牝
ウラカワノオト牝
レディインラヴの2016牡
セラールネイジュ牝
シンフォニーナイン牝
ラシェーラ牝
アデリナ牝
の8頭。
オーナーズ
ノーワン牝
プルメリアグレース牝
ユンゲンハフト牝
エピローグ牝
シャッターサウンド牝
トリウンファラ牝
の6頭。
山岡トレセンさん的には14頭がラインナップされているという計算。
NWRさんは、馬を厳選して選んでいるし、健康診断をしたのちに提供されるので、おかしな馬はいない。。。と、力強くおっしゃっていました。
牝馬は桜花賞、牡馬はダービーをうたっているクラブですので、現時点でクラシック候補馬どころか勝ち上がり馬がいないということで、クラブ側を含めて少々焦りを感じているようですが、、、場長さんは『ノーワンやラシェーラは既に順番待ちの状態。入着経験のあるエピローグやセラールネイジュ、ユンゲンハフトも勝ち上がりは濃厚だと思うよ。ここから良血のフランケル産駒も登場するし14頭のうち50%以上勝ち上がるんじゃないかな?』と。
コメントに挙がってきた名前だけでも5頭。良血馬というとクイーンオブスペインの2016とかドリームライクエマ。この辺も評判がいいですし、ウラカワノオトだってこのまま終われないでしょう。
場長さんは続けて『1年目で半分以上勝てれば、なかなかの良質クラブと言えるんじゃないかな?2年目以降は、(牧場との)つながりができたり、準備も早くからできるから馬の質は更に上がると思うからね』と。
そして、場長さんもマイケル・タバート氏と呑んだこともあるそうですし、クラブ事務所の方もマメに足を運んでくれるようで、クラブと牧場との信頼は厚い。そして、マイケル・タバート氏のクラブ理念、クラブ構想はNWRの名の通り、今までにないクラブ。経済的に無理になっている部分はマイケル・タバート氏のポケットマネーで、遣り繰りしているとのこと。
マイケル・タバート氏がクラブ運営に対して、自分の利益を追及したり税金対策としてやっているのではなく、理想形のクラブを作るまで、本気で携わっているということ。
この部分については、第三者(山岡トレセンさんもNWRから利益を得ているといえばその通りですけど)である場長さんも感じていること。このクラブがどんな変貌を遂げていくのか、一番近いところで見続けたい気持ちはやっぱりありますね。
40口クラブですし、警戒感の強い方が大勢いらっしゃることは理解できます。
でも、冒険する価値を感じるクラブだと僕は思っております。
是非、一緒に冒険してみませんか?
ということで、結局最後はコマーシャルになってしまいましたが、当初の目的をしっかりとクリアできた今回の牧場見学は本当に有意義なものとなりました。
牧場の皆さま本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。