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2019/05/23 21:31
1本目の登坂。。。 単走で上がってきま
1本目の登坂。。。
単走で上がってきましたが、ゆっくりとした走り。。。これで、23-23くらいのペースだとのこと。ゆっくりしたキャンターをペースやフォームを乱さず走らせることは、競走馬に対してなかなかの負荷になるそうです。
2本目の登坂。。。
先ほどよりもスピードが上がっていました。これで20-20程度だとか。。。こちらもしっかりとした走りを見せてくれました。。。僕ごときが偉そうに・・・『芝っぽくないですか?』と発言すると、『腰で走る滑らかな感じは芝でもいけると思いますよ〜』と。現状ではダート中距離で良績が見えていますので、ダートを使っていくでしょうし僕としてもダートでお願いしたいと思っています。
登坂した後に坂の下までくだるのは2000mにも及ぶ逍遥馬道。草木が生えた林道を通ります。ここでかなりリラックスができるようですね。ペネトレーターもこの林道が大好きのようです。
今日の登坂はこの2本。速い時計を出すのは火曜日と水曜日と決めているそうです。
『明日の早朝にトレセンに戻すので、今日見学に来てくださってよかったです。。。ここの最高の状態をお見せできるワケですから・・・』と。超スクープ。。。クラブ発表よりも先に明日21日帰休をこの場で知ることができました。
坂路調教のは角馬場でクールダウン。対応してくださったスタッフさんがペネトレーターの乗り役さんに感想を聞いてくださいました。
ペネトレーターの鞍上は『古川文貴さん』でした。。。高知競馬出身の元ジョッキーさんで、ハルウララの主戦ジョッキーさんです。吉田ステーブル社長の吉田稔さんと親交があり現在はここで仕事をされているとのこと。
ペネトレーターについては『非常に乗り易いし、操作性の高い馬。きれいな走りをするね〜』と。そして、スタッフさんが『勝てますかね?』と、聞くと『うぅ〜ん。。。一つ二つ(既に)勝っていてもおかしくない馬だと思うけどね。』と。勝てるとはおっしゃいませんでしたが、こういう言い方は、リップサービスではなくガチの感想に聞こえます。力がついて良くなっていることを実感できる感想をいただきました。
ペネトレーターはもともと腰が甘く、疲れが溜まり易いのですがこの放牧ですっかりと腰の疲れも取れました。そして、馬体の成長とともに腰もしっかりしてきたとのこと。ただ、そうはいっても直ぐにその欠点がゼロになるワケではありません。レースを使い続ければ腰に負担がかかってしまうことでしょう。そして、右の膝がやや硬いとのこと。でも、能力が高いので右の膝が硬くても前に出せるようです。癖のない馬体の馬なんて居ませんから、この癖をカバーできる何かを持っていることが大事ですよね。