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2020/03/26 16:34
少し余裕のある馬体。。。僕のことです。最
今週の無観客競馬も決まりました。世界でも無観客ながら競馬ができているのは日本と香港とオーストラリアだけだと聞いております。競馬場には行きたかったし高松宮記念を見て、鈴鹿特別のダンケシェーンを観戦する淡い期待も消えてしまいました。
ベルキューズのマリーンカップもダメっぽいですね。
では、牧場見学レポート行きます。
★写真をクリックすると大きくなります。ご覧ください。
アラフネの2019
(父ドレフォン×母父クロフネ)
牡 栗毛 19年3月11日生
生産者→アラキファーム 入厩先→羽月友彦厩舎
アラキファーム社長梶川さんが来るかも・・・という話もありましたが、時間が合わずニアミスで。。。本当に残念でしたが仕方がありません。
アラフネの2019はここ松浦牧場さんで放牧中。
松浦牧場のスタッフさんが『この仔はいい』っていうくらいだから本当にいい!松浦牧場さんの生産馬じゃないワケですから贔屓目なしでの評価ですからね。
現在は多頭数で夜間放牧を行っています。。。僕が見学したときはエサを与えられてこれから放牧へのタイミング。
今のところは順調にきている。
体重は計っていませんが350キロ以上はありそう。400キロ手前くらいだろうと思います。
3ヶ月前に見学したときよりも、結構上にも伸びて、背も高くなりました。背中の肉も付いてきた感じです。青草を食べたらもっといい肉付きになることでしょう。
今まで飼葉を食べられなかった時期がなかったとのことで、春になって急成長が見込めそうです。今まで熱発もなく脚元にも不安がなく健康優良児。スピードを秘めていそうな弾力のある馬体には大きな期待が寄せられます。
スタッフさんからは『今後も変わってきそうな雰囲気。』とのこと。
お父さんのドレフォンはこの世代が最初なので分からないところがありますが、サンデーサイレンス系をつけられない母系でありキングマンボを持たないこのドレフォンを種付けしようと考え、その想いがしっかり体現された産駒になったということでした。
初仔のアランチオーネは身体が小さく少々苦労しているところがあるけど、この仔については馬格があります。アランチオーネの全弟のストームシップは450キロを超える馬体で競馬にも使われています。アラフネ自身はご存知の通り、430キロでデビューし新馬とすずらん賞を連勝。古馬になり準オープンの初音Sも勝って460キロを超える馬体重で走っていました。
アランチオーネの2019は馬体で苦労することは無さそうだし、父のスプリンターの素質と1200mからマイルで活躍した母の瞬発力が噛み合えば楽しみですね。
馬は本当にいいので(笑)
この仔は歩かせると1歩当たりの推進力の強さに驚きます。グイグイと前に出る感じと、馬体から溢れ出る前進気質。。。やっぱり、短距離馬特有の瞬発力があるんじゃないかな?発達した力強いトモから繰り出される一歩は見どころがあります。
そして、この仔はクビがしっかりしています。個人的には背中の様子とクビの形やクビの可動域に目が行ってしまうのですが、この仔はその両方を兼ね備えている気がします。
現時点では唯一の1歳出資馬になるアラフネの2019。。。そこが気に入りポイントなんですよね。。。馬名応募も負けないぞ!!
松浦社長も『この馬には走ってもらわなけりゃ困る』と、おっしゃっており、クラブとして選定した仔ですし松浦社長もその選定に参加したワケで、気合が入っております。確かにいい馬ですからね。
今までも松浦社長が選んできた馬は走っているので、この馬にも走ってもらわねば。。。と。
冬場は会員さんで見に来られる方は少ないそうですが。。。梶川社長は結構な頻度で見に来られすそうです。アラキファームの梶川社長もこの仔のことが気になっているし自信を持っているんでしょうね。
気性のことも聞きましたが・・・基本的には大人しい仔ですけど、スイッチを持っていて、もともと引っ張る力が強い仔なので、スイッチが入った時はスタッフさんも大変な思いをするそうですが、それくらいの気合は必要だと。。。同じ世代のランデブーの2019の方がうるさいそうですけど。。。
個人的にも非常に楽しみにしているアラフネの2019。春になっての更なる変身に期待したいと思います。
父ドレフォン(Drefong)も種牡馬としてどんな活躍をしてくれるのか楽しみです。