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2020/03/31 15:54
今日も競馬が開催されましたが、通常勤務。
今日も競馬が開催されましたが、通常勤務。。。スプレーモゲレイロの馬券とアドレの馬券で少し遊びました。。。マーチSも馬券を買おうと思っていましたけど、仕事に集中していたら出走時間を過ぎていました。そういうときって、自分に感心しちゃいます(笑)
因みに、マーチステークスを買っていたら、やられていましたので、それも気分を保てた一員だと思います。
それでは、牧場レポートです。
シャンスイの2019
(父キタサンブラック×母父シャンスイ)
牝 鹿毛 19年3月16日生
生産者→新冠橋本牧場 入厩先→清水久嗣厩舎
到着すると、生まれたばかりの当歳馬が母馬とちょろちょろ一緒に走っていてとてもかわいいです。(この件については次のレポートにて書かせていただきます)
この時期の北海道は初めてになりますので、こういう景色を初めて見ました。
新冠橋本牧場さんではシャンスイの2019の見学を。
現在は夜間放牧中。寒さの中でも熱発もないし怪我もないし、順調そのもの。
この日は放牧前でかなり放牧地へ出たがっていましたので、うるさかったですネ。馬を引いてくれた橋本社長にも口でグイグイ反抗していました。橋本社長も負けずに拳を当てて対抗。。。でも、気難しいタイプではないそうです。
シャンスイは社台CO白老ファーム生産でキャロットクラブで現役を過ごし、デビュー戦を勝ちました。
産駒もルヴァンカー、パフューマー、カーラーグル、ネオフレグランスと初仔から4頭連続でキャロットで募集。唯一の牝馬ネオフレグランスは3勝も挙げました。
母は小さくずんぐりタイプの馬体ということで、馬格のある種牡馬をチョイス。1歳上の姉シャンスイの2018も大きな馬を出すことでお馴染みのヴィクトワールピサをつけ牝馬が誕生。
シャンスイの2019も、クビ差しも脚も長く胴伸びもあるキタサンブラックをチョイス。この仔は橋本さんの狙い通り馬格に恵まれた仔に生まれてきました。
生まれたばかりの頃よりも胴が伸びて窮屈さが無くなってきているような印象です。それでも寒い季節を経てかなり幅が出てきたとのこと。まだまだ腰が高く馬体も大きくなっていくでしょうし、併せて形も変わっていきそうな雰囲気です。それでも、橋本社長は『今はちょうど母親と父親の中間くらいの馬体です。両親のいいところを上手に引き継いでいる感じですよ』と評価して下しました。バランスのいい馬体で現在のところは標準以上の馬格で来ていますし、小ささで泣く馬にはならないと思います。
いろいろな牧場さんで聞かせていただく話に『馬体が大きく変化する馬が楽しみ(よく走る)』ということを聞きます。
この仔は11月に見た印象と今回見た印象と違います。11月のときは胴が詰まっていて『スウェプトオーヴァーボードっぽいイメージ』と評価していましたが、今回は痩せたのではなく前脚と後脚の距離が開いた感じで胴が伸びた感が強いです。
父キタサンブラックの産駒は2021年がデビューの年。この仔も初年度産駒ということになります。産地では馬格もあっていい仔を出すと評判ですけど、キタサンブラックのように長距離で走るのか母父サクラバクシンオーが強く出て意外と短距離馬が多かったりして・・・など、評価が分かれます。
この仔については馬体から見ると距離がある程度持ちそうな感じだし、今後さらに馬体が成長したら更に距離持ちが良さそうな馬体に比例成長する気もします。
歩かせてみるとストライドが大きいタイプの仔に見えました。胴伸びもあるのでその歩様は窮屈なところもなく雄大な感じ。綺麗な歩様なので芝の長いところでどうでしょう?
個人的にはキタサンブラック自身の距離適性を受け継ぎオークスを目指して走らせたく思います。
ネオユニヴァース産駒の姉ネオフレグランスは短距離馬でしたけど。
性格もあまりカリカリするタイプではなく社交的。扱い易い仔だそうです。そんなところも距離持ちをするタイプに成長してくれるんじゃないかと感じるところです。
キタサンブラックの初年度産駒。。。父を管理していた清水久嗣先生もこの仔に対する期待は高く、この仔の歩様が気に入っているとのこと。
デビューまでにはまだ1年以上ありますのでこの仔の馬体の変化をじっくり観察しながら出資を決めたいと思います。。。満口が早まったりしたら即決しなくちゃいけませんけどね。。。