92件のひとこと日記があります。
2015/06/19 19:29
酔っぱらい黄金の船に酔う
「 酔っているか? 」と訊かれたら、
「 酔っていない 」と答えるのです。
「 いやいや、それが酔っているってことだろう 」と決め付けられたら、
「 いやいや、断じて酔っていない 」と鼻で笑ってやるのです。
そんで、もう一杯注ごうとしたら、
「 いやいやいや、酔ってますよ、あなた 」と引きとめられるので、
「 いやいやいや、お構いなく 」と、酔ってないこと主張するのです。
酔っぱらいに「 酔っていますか 」と訊ねると大抵、
「 酔っていません 」と答えるけれど、
いったいそれはなんでなんだろうと不思議です。
かく言うわたしも明らかに酔っ払っているのに「 酔っていますか 」と訊ねられたら、「 酔っていません 」とはっきり答えます。ほかの言葉はよれよれなのに、「 酔ってません 」だけはやけにはっきり、きっぱり滑舌よく言い切れます。条件反射と言ってもいいかもしれません。「酔ってる?」「酔ってないよ!」「酔ってるじゃん」「酔ってないよッ!!」酔ってる癖にな(笑)
なぜに、「 酔っているか 」という言葉に条件反射で否定の言葉を被せてしまうのか。
それは「酔った自分」を隠したいからではないか、とも思った時期がありました。
が、どうやらそうでもないらしく、
へーきで酔っ払った顔のまま、「酔ってません」とわかりやすい嘘をつき続けるのは、
なんでなんだろうか。
「酔ってますか?」「酔ってません」
「酔ってるよね?」「酔ってないよ」
「酔ってるでし」「酔ってない」
「よって」「ないっ!」
重ねて、被せて、なにがなんでも否定したいのは何故なのだろうか。ふーむ、なぜ?
ゴールドシップはみんなの期待を背負いがちだ。
レースのたびに、「今度こそ、走るんじゃないか?」「今度こそとんでも無い勝ち方をしてみんなの度肝を抜くんじゃないか?」そんな期待が背中にどーんと載せられる。
確かに、ゴールドシップには何か底の見えない闇がある。
黄金の船の浮かぶ海に、
5000メートルの海底があるように、
なにが住むのかわからない得体の知れ無さがゴールドシップにはある。
しかし、ゴールドシップは大抵、その期待に答えない。
負けて負けて負けまくる。馬券を飛ばして飛ばして飛ばしまくる。
それでも我々は、ゴールドシップを「弱い」とは言わない。
「 酔ってますか? 」と訊かれて、「 酔ってません 」全力否定するように、
「 ゴールドシップは弱い? 」と訊かれたら、「 弱くない! 」と全力否定だ。
それはもう即座に、絶対的に、言い切る。
なんなら、「ゴールドシップは…」が[サロンシップは…」の言い間違えであっても、
全力で「強い!!!」だ。 ←条件反射(笑)
ゴールドシップは自分の全部を競馬では見せてくれないのかもしれない。
隠れた部分が、得体のしれない深さで揺れている、そんな印象だ。
この馬の全部を見ないまま、
この馬は全部を見せないまま、
秘密のまま、
私たちを煙に巻くのかもしれない。
しかし、
彼の見せた宝塚記念での物凄い走り、
天皇賞で見せた荒波を粉砕して突っ込んで行くような破壊力、
菊花賞馬の圧倒的な強さ、
あの印象が、彼を、息をひそめた怪物に見せる。
何度負けても「いつかは」と思ってしまう、
ゴールドシップは凄い馬だ。
-
するめさん
おうまの親子さん、こんばんは。
「いいね!」のボタン、ありがとうございました。
歴史的名馬、という冠があるなら、確実にゴールドシップはその冠をかぶる頭を持っていると思います。
私たちの観た、
私たちの時代の、
ゴールドシップは名馬ですね。
応援したいです。 -
するめさん
馬のきもちさん、こんばんは。
ゴールドシップ、いつのまにかG1の7勝に手が届くかというような凄い馬になっていたのですね。
派手な話題に事欠かない馬なので意外だけれど、
コツコツとレースと調教をこなして地味に努力を重ねてきた馬なのだと思います。
気性がちょっとアホなんで(笑)、勝ち切れないレースもありますが、
本当に底の見えない闇を持つ馬だなと、
名馬だと思っています。 -
するめさん
エアウメッシュさん、こんばんは!
宝塚記念のスタートには、驚きました。
有馬記念のルーラーシップを思い出しました。 ←スイマセン
あのときもルーラーシップにしか打ちよせない大波がゲートの中の彼に押し寄せたのだ、と思ったものですが、
きっと強い馬には、そうゆう運命の悪戯みたいなものが押し寄せるときがあるのでしょうね。
彼はあそこから、追い込んできたんですものね。
凄い馬です。 -
おうまの親子さんがいいね!と言っています。
-
馬のきもちさん
こんにちは♪
いよいよ明日は宝塚記念ですね!
ぎりぎり滑り込みでお邪魔しました^^;
ゴールドシップ、ほんとうに凄い馬です。
得体のしれない馬です。
惨敗しても弱いと思えません。
シップ君が走る気にならなかっただけなのですよね。
前々から言われていたことだけどかなりかかって確信しました。
横山典さんが言った馬の気分を損ねないで気分よく走らせること、走って下さいとお願いすること。
正にそれに尽きると思いました。
無理やり走らせようとしても力では絶対にシップ君には勝てないですもんね。
典さん、明日はシップ君をその気にしてくれるでしょうか。
あとG1勝でG17勝馬!とてつもないお馬さんです。
これだけ有力馬が故障するなか丈夫なことも実力のうち、明日も怪我なくゴールしてくれることを祈ります。 -
エアウメシュさん
こんばんは♪
あちこちシップ君の話題で一杯ですね^^
昨年の札幌記念で小林オーナーとすれ違いました。
レースが待ちきれない!そんな嬉しそうな表情で歩いてました。
自慢の船に乗船する…そんな感じだったのかなぁ〜
良い結果が残せなかったとしてもゴールドシップ号は決して沈まないでしょうね♪ -
するめさん
豪華客船の旅、うらやましいです。
うまりん。さん、セレブっぽい〜(憧)
でも気配りしすぎてダウンしちゃうなんて、
うまりん。さん、良い人すぎますよ〜。
でもきっと、うまりん。さんといっしょに旅行されたみなさんは、
うまりん。さんの気配りのおかげで、
思い出深い旅になったのではないでしょうか。
ゴールドシップ、頑張ってほしいですね! -
するめさん
チッキーさん、こんばんは。
白いお馬さんは憧れです。
なんてたって、王子様の乗り物ですから(笑)
ぶちこちゃんも人気ですよね〜。 -
うまりん。さんがいいね!と言っています。
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うまりん。さん
こんばんは^^
黄金の船とても豪華な旅が出来そうですね〜
私は昔、むかし、これ以上ハワイで贅沢なディナ―クルーズはないと勧められたオプショナルツアーに参加しました。
旅の最後にと楽しみにしていましたが、母と2歳の子供への気疲れで
乗船したとたんに船酔いしてしまい、2時間のディナ―タイムは
別室、船の先頭の窓際で水一杯でひたすら時間の過ぎるのを待ちました。気分が良くなって予約席に戻ると食事は全て片付けれられて、
ロブスターもあの情熱的なタヒチアンダンスもお会い出来ませんでした
・゚・(ノД`)・゚・。
その位酔わせてくれるであろうゴールドシップ!!
幻ではなくほんとうに今度も目に焼き付けたいですね。