競輪
92件のひとこと日記があります。
2016/01/26 19:14
意味を編む意味
読めない単語を辞書で引いて、その単語も読めなくて、
それでもどうにかこうにか嘘っパチでも当て字で読んで、
辞書をひいたらまた外れて、待てよ待てよともう一度戻って引き直して、
偶然その字を見つけて奇跡で、うおーやったぜ、と思っていたら、
そこに引用されている文字が読めなくて、また辞書を引く羽目になる。
時々、辞書を引いていると、とんでもない森の中にいるような気分になる。
言葉を見つけて、読み方を見つけて、そしてその項にまた知らなかった文字を見つける。
これ何て読むんだろう、これ何て意味だろう、
辞書を引いて引いて、嘘っぱちの読み方で、当てずっぽうで、
辞書を引いて引いて、こんな変な言葉がある！ってみつけて、
深く深く、辞書の中に迷っていく。
辞書は深い深い森のようだった。
暇があると、子供のころ、辞書を引いていた。
そのへんの課題図書より、よっぽど面白かった。
もちろん、大人が教えてくれないような隠語も引いた。
下ネタも真面目腐って解説してある。
引用しないが、引けば引くほど面白い。
それは辞書のつくり手が、
本当に真面目に冷静に言葉を分類し、分析し、伝え、
残そうとしているからだ。
私は調教師さんや厩務員さんを見るたび、辞書を思い出す。
このひとたちのしている仕事が、辞書を編むことににているような気がするのだ。
馬に名を、
走り方を、生き方を、勝ち方を教える。
その方法も馬の特徴も全然違ってそれぞれで、
それらは全部、「意味」で繋がっている。
引けば引くほど深まる意味と、迷うほどの深みの広がりを持つ、
それぞれの馬の生き様を編む、
そうゆう仕事に見えるのだ。
さあ、今年も馬が走りだしました。
今年はどんな馬がどんな「意味」をみせてくれるのだろう。
生きる意味、いろいろな意味、
わたしたちがここに居る意味、
そして競馬が今年もここにある意味、
いろいろな意味を、特別なものとして、私も編んでゆきたいと思います。
今年も、どうぞ、よろしくお願いします。
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Chieさんがいいね！と言っています。
2017/02/18 22:11
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するめさん
ロジックさん、明けましておめでとうございます。
お元気でしたか？
そうですね、編むことで、変化していくのでしょうね、言葉も、文字も。
言葉も文字もロジックさんが言われる通り、
心を込め、
心を表すものです。
再確認しました。
大切にしたいですね。2016/02/03 19:31
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するめさん
うまりん。さん、
書店員さんだったんですね。
でも、その諸橋大漢和辞典の扱い…
たしかにスペースをとりますもんね（笑）
広辞苑の背表紙、しりませんでした。
とても素敵なことを教えていただき、トレビアが増えました。
ぜひ、酒の席で披露したいと思います。2016/02/03 19:30
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ロジックさん
どんな事にもそこに意味はあって信念があって…けれどもその思いや信念は活字になった時点で、本当に様々な意味が書き手からも読み手からも込められるのでしょうね。書き手には書き手の生き方やそこに込める思い。読み手には読み手なりのそこから受ける思い。何をしてもそこには完璧な正解など無いのでしょう。けれども歩みを止めることなく更に良い物を…そうして変わらないものと変わるものを選びながら前に進み作り上げる。“編む”ということはそういうことなのかもしれませんね(^^)
2016/01/31 19:52
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ロジックさんがいいね！と言っています。
2016/01/31 19:42
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うまりん。さん
するめさん
諸橋大漢和辞典
これは書店員であったころだれが買うんだろう？
と掃除しながらかなりウザい存在だった思い出しましたよ。
広辞苑をご愛読なんですね
わたしも父の本棚から盗んで
そのままお嫁入りし手元にあります(笑）
そのカバーを外すと背表紙の「水辺に立つ鳥」ご存知ですか？
これ安井曾太郎画伯の図案によるもの
これ素敵です！！
あの凹凸のおかげで，片手で持つ際に指の掛かりがよいとありますね〜
掛かってほしくない馬たちには
無用ですがね。2016/01/29 08:32
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するめさん
金田一さんの辞書は王道ですよね！
諸橋大漢和辞典など、どうですか？
分厚い漢和辞典が15刊もつらなっています。全部漢字（笑）
中国にもこんな漢和辞典ありません。
編集に75年もかかっているんですよ。どんな執念だ（笑）
日本競馬も百年を超えましたね。
諸橋の大漢和辞典が百年先も残るように、
競馬の歴史も続いていってもらいたいですね。
わたしもうまりん。さんと同じで、
編む、という言葉、とても良いと思います。2016/01/28 20:59
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うまりん。さん
こんばんは
するめBAR来ましたよ〜♪
止まり木はまだ空いてそうね＾＾
角の水割りとするめﾁｮｯﾄあぶって裂いてマヨネーズ付けてね（笑）
“編む”ですか！
これまた面白い言葉ですね。
私など三つ編みくらいしか結った事ないので＾＾；；
ググらずに本棚から金田一親子編集の新明解 国語辞典第二版を
ゴソゴソ出して“編む”を引いてみました。
�△紡燭�の材料を集めて、本を作る とありますね。
さしずめ調教師は馬の生き字引という事でしょうか。
長年の経験で編集したり改編したりして
間違いないものになって行くのでしょうね。2016/01/26 22:46
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するめさん
のど輪だ田上！さん、ぜひぜひ息子さんに辞書を！！！！！
小学校の時に使っていた辞書をまだ待っています、わたし。
中学校の時に使っていた辞書をまだ使っています、わたし。
高校の時と大学の時のは後輩にあげてしまいました、けれど、
その年代年代で、辞書の内容が違うんです、面白いですよ。
20歳になったとき、広辞苑をもらいました。
大人になったことを実感した瞬間です。
勿論辞書として使えますし、
筋トレにも使えるずっしり感ですし、
足に落とせば骨折できます。
迷わないのは退屈、
素敵ですね。
ぜひ、言葉の森に迷いたいです。2016/01/26 22:19
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のど輪だ田上！さん
なるほど。するめさんが言葉をたくさん知ってるのも納得です♪
そーいやうちの息子はまだ辞書を持ってませんね。今はなんでもGoogle先生が教えてくれるようで、迷うこともないみたいです。
迷わないのは少し退屈ですね。
辞書の使い方を教えてあげようかな(^^)2016/01/26 22:04
