92件のひとこと日記があります。
2016/05/28 10:44
2016年5月27日、雷神の馬、砂に還る
風に吹かれていると、
風は何処かへ私を連れていきたいのかと、そう思う。
風に乱される髪が、
同じ方向に流れたら、
「そっちに何かあるのか」と立ち止まって、振り向いてしまう。
風に意志があるのなら、
わたしにも意志はある。
だから、私は風に逆らう。
乱れた髪を手で押さえて、顎をあげて空を見上げる。
カネヒキリよ、
わたしは、あなたを忘れない。
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Chieさんがいいね!と言っています。
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するめさん
はじめまして、どんちゃんさん。
真夏の乾きもの、するめでございます。
帝王賞のマッチレースを体験されたとのこと、
私は映像でしか見ていないので、羨ましい限りです。
あれは、確実に、次世代に、語り継ぐべき、名勝負でした。
馬にとっても、人間にとっても、
競馬として勝負ができる期間、機会は限られていて、
必然的に同じ様な顔触れで競うことになって行くのでしょうが、
その中で、あの二頭、
そしてヴァーミリアンは互いに倒さねばならないという思いが
あったような気がします。
馬同士も、互いが、戦い合うべきであることを知っていた、
だから、負けられない戦いを全力でした、
その結果があのマッチレースだったのでしょう。
あんな熱い直線の闘いを知っているなんて、
私たちは本当に幸福ですね。 -
どんちゃんさん
始めまして。
帝王賞のマッチレース観に行きました。あのレースは凄かったですね。
もう10年も経つのか。。 -
するめさん
エアウメッシュさん、そうなんです。
カネヒキリのレースは劇的でした。
南関東の王者アジュディミツオーとのマッチレース。
2頭の異次元の強さ。
他の馬も決して弱くなかったというのに、戦いの意味が違う。
地方馬の意地と、中央競馬のプライド、
どちらも負けられない、
背負ったものがある、
他の馬が霞むような、
あれは、まさしく一騎打ちで、王者を決める戦いでした。
カネヒキリは足元を故障し、長期休養。
死闘を制したアジュディミツオーは燃え尽きたように、
その後一勝も出来ませんでした。
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するめさん
そして、復活をかけた、
2008年のジャパンカップダートと東京大賞典。
足元の怪我の長い長い休養明け、
屈辱の4番人気。
この頃のダート界はおそろしく強い馬がそろっていて、
休養明けで武蔵野ステークスを9着に終わったカネヒキリを
勝つなんて誰も思っていなかったのです。
実況を聞いて見て下さい。
直線で先頭に抜け出たカネヒキリをアナウンサーは無視しています。
アナウンサーの呼ばない名前を、競馬場の観客は直線の間中、叫んでいました。
「カネヒキリいけ!カネヒキリ!」
馬券を買っている人も、いない人も、
「この馬に獲られる」感動を味わったのです。
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するめさん
東京大賞典のヴァーミリアンとのマッチレース。
これも私の大好きなレースです。
わたしにとって「復活」といえば、ナリタブライアンでもトウカイテイオーでもなく、
カネヒキリで、
わたしにとって「マッチレース」といえば、ナリタブライアンとマヤノトップガンでもなく、
アグネスフライトとエアシャカールでもなく、
東京大賞典のカネヒキリとヴァーミリアンです。
本当に大好きなお馬さんでした。
冥福をお祈りしなきゃならないのが、淋しいです。
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するめさん
ダートは地味だけれど、
芝には無い魅力がありますね。
エアウメッシュさん、アブクマポーロに会いに行かれたと読みました。
偉大な馬です。
とてもうらやましい…。
写真、アップされるのを楽しみに待っています。 -
馬は優しく〜Air Umeshuさんがいいね!と言っています。
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馬は優しく〜Air Umeshuさんがファイト!と言っています。
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びっくりしましたね。
まさか、こんな別れ方になるとは…
ご冥福をお祈りします。