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2011/06/05 05:31
安田記念買い目
アパパネが抜けた人気になっているが、実際はかなりの混戦と見る。
まずそのアパパネ。
前走ヴィクトリアマイルを鮮やかに買った勢いで1強ムード(東スポの清水氏も◎)だが、前走の価値をどう見るのかが重要だ。
勝ちタイムの1分31秒9はかなり早い印象を受けるが、実際1週間前のNHKマイルCと比べ0.3秒差でしかない。
オウケンサクラが果敢にレースを引っ張った形だが、それでいて3歳との差は僅かであった事は事実である。
現実にアパパネは牝馬同士では結果を残しているもの牡馬に対しては、実績は皆無。
前走はびっしり仕上げられており、上り調子だったウオッカの時とは訳が違う。
あっても2着までの3番手とする。
現時点においてアパパネを上回る力量を持つと思われる馬は2頭。
今年の東京新聞杯を強気の先行策で押し切ったスマイルジャックと去年のマイルCS2着で力を証明したダノンヨーヨー。
東京新聞杯、マイルCS共にレースレベルはかなり高く、流れや時計面で見てもかなり優秀。
少なくとも現時点ではアパパネの上を行く内容であると言える。
その2頭の比較は甲乙付けがたいが、枠順、騎手、スタート、展開等トータルで見て、スマイルジャックを優勢としたい。
前走のマイラーズCでダノンと対戦して0秒2負けているが、やや出遅れて4コーナー13番手。
そこから最速33秒の上がりで大外を追い込むも、前残りの流れでは万事休す。
しかし安田記念を見据えたレースをしたと感じる騎乗だった。
武豊騎手が次走を見据えて脚を計る騎乗をよくやるが、まさに肉を切らせて骨を断つレースだったと見ている。
スマイルジャック自身、安田記念出走も今年で3回目になるが、最大のチャンス到来と見る。
そういえばタイキブリザードも3回目だったなぁ…。
三浦皇成が初G1を取る時は、必ず単勝を取ると決めている自分としては、ここは大勝負!
単勝、馬単、3連単、全て頭から勝負したい。
対抗は前述のダノンヨーヨー。
ただしスタートに難を抱えているのが弱点。
日本の若きエース三浦皇成と世界屈指のベテラン騎手ウィリアムズ騎手の迫力ある直線のたたき合いに期待したい。
紛れは少ないと見るが、最大の惑星馬は成長株の4歳馬シルクアーネスト。
前走同舞台での圧勝は強いの一言。レース内容的には、重賞でも通用する片鱗を見せており、決して侮れない。秋にはこの馬が主役になっているかもしれない。
そして香港からの刺客サムザップ。
直線が長い東京コース向きの脚質と腕っぷしの強いプレブル騎乗を加味すれば割って入る可能性は否定出来ない。
◎?スマイルジャック
○?ダノンヨーヨー
▲?アパパネ
△?シルクアーネスト
★?サムザップ
三浦皇成騎手、初G1制覇おめでとう!
は、宝塚記念のトーセンジョーダンの方だったりして(笑)