競輪
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2019/06/24 22:20
2018-19年度POG総括 その２
（その１からの続き）
■グレイシア
POG指名馬が出てこない夏の重賞戦線を横目で見つつ、ついに期待馬が出てくる秋競馬^^ 指名した時点でこれといった感触はなくても、毎年この時期になると意外な馬が頭角を表してしてくるのもこの季節のPOGの楽しいところ^^ そしてこの年の秋、そんな密かな期待をかけていたのが、調教での走りがディープインパクトに似ていたことから注視していた牝馬グレイシア^^ 新馬では常識破りの逃げで大楽勝^^ 続く500万下アスター賞では、出遅れたにも関わらず最後強烈な追込をみせての見事な差し切り勝ち^^ 前に行っても良し、後ろから行っても良しということで、初の牝馬重賞G3アルテミスSでは堂々の1番人気に支持された^^
しかし結果は直線での突然の失速で、11着の大惨敗>< （←この原因は美浦所属＆関東でのレースであるにも関わらず、前日輸送をして慣れない環境に馬を置いたためと思っている） それでも賞金を加算していたことから年末のG1阪神JFには出走は出来たのだが、なんと肝心なところで馬体重が-12�圓猟汗哀潺�>< 1戦目2戦目の勝ち方が衝撃的だっただけに、なんとももどかしい結果となってしまった^^;
その後、当然芝1400mのフィリーズレビューに出走してくるかと思いきや出走せず^^; これで桜花賞のラストチャンスも逃してしまい、やっと出走してきたのは5月5日のL橘S、その後の芝1200m重賞の葵Sにも挑戦せず、グレイシアの3歳春は終わってしまう^^; 馬は確実に良かったはずで、勝負レースでの調整の持って行き方や、どこを勝負レースにするかの問題、馬の能力を信頼してのローテーション、余りにも弱気で慎重すぎるそのやり方に幻滅することが多数起こり>< 一流調教師ならこんなところでも勝負師としての攻めに感心させられ、馬の可能性を最後まで諦めないその姿勢に、さすがと思わせられることも多いのだが、やはり改めてこういうところで、調教師の大切さが身にしみたグレイシアの結果でもあった^^;
■メイショウテンゲン
こうして毎年大きな期待をかける秋デビュー組^^ 近年いくら早期デビュー組からG1馬が出ているとはいえ、大切に思う馬ほどじっくり待って王道を歩ませたいという意識もまた馬主や調教師にあるのも確か^^ 特にこの年は、POG指名の主軸と思われるディープインパクト産駒の有力馬が続々と秋デビューを控えていて^^ ここでも大きな期待をかけていたのだが、新馬戦をすんなり勝ち上がる馬は殆ど出ず>< また秋後半になってもデビューの見通しすら立たない馬もいたりして、これらの期待は大きく裏切られる形となった^^;
そんなディープインパクト産駒不振の中で、希望の光を放っていたのが、このメイショウテンゲン^^ ここのところメイショウベルーガの仔は兄弟続けて指名していて、外見的な母親似という点では上のメイショウテンシャの方が似ていたのだが、上のテンシャもそこそこ走っていたことから今年こそはと思っていた馬^^ （上のメイショウテンシャも秋デビューだったものの、なかなか勝ち上がれず、ようやく勝てたのは5月、残念ながらクラシックには間に合わなかった^^;）
一方で、今年のメイショウテンゲンの方は、同じく秋デビューで勝ち上がりに4戦を要したものの、なんとか2歳時の年内に勝ち上がり^^ しかもその勝ち方がまた衝撃的で、出遅れるわ、最後の直線で大きく外に寄れるわで、ゴール直前、実況アナも驚くような超大外からの強引な差し切り勝ち^^; 今思えばこれが、後のG2弥生賞優勝への布石だったのかもしれず^^ その後の牡馬クラシックの王道・皐月賞トライアルのG2弥生賞を勝ったことで、念願だった日本ダービー出走への切符も手に入れ、母メイショウベルーガが叶わなかった春のクラシックの舞台で、その姿を見ることとなった^^
（その３に続く）
- グレイシア
- ディープインパクト
- メイショウテンゲン
- ディープインパクト産駒
- メイショウベルーガ
- メイショウテンシャ
- トライ
