フジキセキを悼む。素晴らしい血統背景から本邦の競馬での多大な貢献は今後も続く。

2015年12月28日午前、フジキセキ死亡。
既に実質的に種牡馬は引退していたとはいえ23歳だから、いまの時代ではちょっと早い気もする。
とにかく使い勝手の良い、その血統背景は素晴らしく、今後もその血は重宝されるハズ。

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ノーザンダンサーもミスプロもない、傍流血統。
War Relic の血筋は繁殖相手の米血パワーを存分に引き立たせ、一方で Millicent はナスキロの増幅という、また全然違った役割を果たす場面にも多く出くわす。そしてまた Wild Risk のスタミナや底力も伝え、時にはその激しい気性が伝わったりするのは、まぁ、ご愛嬌。

とにかく使い勝手が良過ぎる。

父系としてもその血筋を背景に後継キンシャサノキセキを中心に今後も大活躍でしょう。
もちろん母方に入っても、サンデー系随一。

現在はもちろん、将来に渡ってもフジキセキの血は日本競馬のど真ん中で生き続けることでしょう。
サンデー系では一番の好みです。

本当にお疲れさまでした。