競輪
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2016/06/28 02:27
【夏の福島競馬】古馬500万下のザックリしたイメージ。
買い目へのアプローチは人それぞれ。
各論はともかく、夏の福島競馬「古馬500万下」の全体的なイメージを少々。
というのも、クラス再編後まもなくなので、「降級馬」「昇級馬」「クラス滞留馬」をどう扱うべきかを簡単に確認しておきたいところ、と。そんなお話し。
検索条件：直近２年の「夏の福島競馬３歳以上500万下」クラスで施行された71鞍が対象。
１．４歳降級勢はそのまま強い。（複勝率35％前後で複回収値は100％超）
２．穴を演出するのは５歳滞留組。 （複勝率20.1％で複回収値は132％）
３．３歳勢を狙うならクラス再編前の世代限定「３歳500万下」を経験済みの馬。
４．３歳未勝利から昇級即で古馬500万下に出走してきた馬は大苦戦。
１は当然と言えば当然で。馬柱を見て、まずは降級馬の確認を。
狙うのは降級初戦もしくは２戦目。1000万下での惨敗はまったく気にしなくていい。ただ、レースによって「降級馬の数とそのレベル」はバラバラなので、自身で取捨選択のルールを決めてハッキリとさせたほうが迷いが無くていい。それでも悩んだ時には人気薄いほうをチョイス。所詮は福島なので、春の東京あたりと比べたら余程荒れることが期待出来る。
２は意外な感じはするが、同じ「クラス滞留馬」でも、４歳より５歳を狙ったほうが面白い。若い分、「４歳のほうがマシなんじゃぁないか？」と思われがちだが、そこは逆を行ってみる、と。だいたい最下層クラスなので、「４歳だから」「５歳だから」なんて理由で取捨する必要も無い。ちょっとしたことで結果や力関係なんていくらでも逆転してしまうクラスなので。それにしても５歳勢の複回収値132％は立派。ここも悩んだときは「人気薄い５歳馬」に妙味。
３は個人的には結構重要なポイントと思っている。
クラス再編前の世代限定「３歳500万下」はレベル高いことが多い。なぜならそこには「将来のオープン馬」だの同じく「将来の準ＯＰ馬」も混じってレースを行っている可能性があるので。その場合は「古馬500万下」などより当然に厳しい競馬になっていることも多々、手持ちの馬柱では同じ「500万下」表記かもしれないが、中身は全然違うので注意が必要。そこの前走は適度に負けてきて、ここで大して人気になっていないなら穴馬発見、これを３複軸に据えたりするのは相当に有効な手段ではある。
４は、まぁ言ってみれば３の逆の話し。
要するに６月あたりの未勝利戦を勝ち上がって７月の福島で昇級初戦とかは、その未勝利戦でどんなハデな勝ち方をしてきても「一応は疑ったほうがいい」と。なぜなら、その時期の未勝利戦なんて既に煮詰まってるレベルだから。ここで人気するようなら潔く切っちゃったほうがスッキリする。それでもし今回馬券圏内にでも来ちゃったら、「疑って悪かったわね。」って程度の話しで。
・・・ 。
ま、買い目検討の前に、こんな全体像をもって臨むと、絞り込むのもラクです。
