ルーラーシップには Riverman≒Mill Reef が鉄板。

（上の画は ２戦２勝のルーラーシップ産駒キングズラッシュの配合表）

さて、ルーラーシップ。
唐突でアレだが「東京か…何かないかなぁ〜？」と思案していた。
この場合、いつもはもちろんダート馬ばかり探すが、「なんとなく」ルーラーシップが頭を過る。これまでの小じんまりした競馬場よりも、箱のデカい東京や京都の外回りで狙いが立ちそうだから。
で、これまで「既走のルーラーシップの牡駒」の配合を見ていたら、まぁ〜面白かった。

ここまで「勝ち上がったルーラーシップ牡駒６頭」は…

・キングズラッシュ…Riverman 持ち・サンデー 1/8
・イブキ…無し・サンデー 1/8
・レジェンドセラー…Riverman 持ち・サンデー 1/8
・マテラレックス…（Millicent）持ち・サンデー 1/8
・ダンビュライト…Riverman 持ち・サンデー 1/4
・エリンソード…Riverman 持ち・サンデー 1/8

まぁ〜わかりやすい。

・６頭全部がサンデーサイレンス持ち。
・5/6頭が Riverman≒Mill Reef（≒Millicent）持ち。
・唯一、イブキが Riverman≒Mill Reef を持たないものの、ナスキロ血脈複数持ち。

もともとキングカメハメハに Mill Reef≒Riverman をクロスさせて芝をストライドで走らせるのは定番ですからね。柔らかい体質で手先がキレイに伸びて、そんなナスキロ的な斬れが増すことをルーラーシップは血をもって継承しているのではないでしょうか。

東京・京都外回り、そして開催は終わったものの阪神外回り。
そういった箱が大きいトコで、豪快なストライドで斬れを発揮させる画が思い浮かぶ。
もちろん、中長距離が良いでしょうね。且つ牡馬限定で大型馬。

　…　。

非サンデー種牡馬なので、まぁ、繁殖牝馬がサンデー肌なのは当然でしょう。
血量的にはいまのところ、1/8 でも何ら問題無し。

あとは…　ルーラーシップがノーザンダンサーの影響が濃いので、繁殖牝馬自身はノーザンダンサーが薄めのほうが良いとは思うが、勝ち上がった馬の中には母がノーザンダンサー複数という馬が２頭いますので、それはハービンジャーほど極端でないかもしれません。それでも薄めのほうが良いというのは基本とは思いますけど。

ま、いずれにしても、

「ルーラーシップには Riverman≒Mill Reef（≒Millicent）持ち」にはご注目を。

もちろん、馬券も出資馬も。
ちなみにフジキセキはとても便利な血で、Millicent 持ちです。