【ユニオンＯＣ募集馬】My Anguillaの2015って見逃していたけど…

「なにか良さげなのないかな？」などと、久々に各クラブ募集馬を見て回ってたら…

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My Anguillaの2015（牡１）美浦・和田正道厩舎入厩予定
父 Munnings（BMS: Cherokee Run ） 米国産　募集価額1600万円

本馬は 2016 Keeneland January で ＄40,000 にて落札される。
ま、輸入経費等考えれば、募集価額はこんな感じなのでしょう。

上品な馬体と思いますけどね。
米国産の単純な硬質パワー、それ一辺倒には見えないけど。
バランス良いんじゃぁないかなぁ。よく纏まってる印象で。

クラブＨＰを見ると「距離は少し頑張れそう」みたいなこと書いてありますが、
配合表にある字面もバリバリ短距離な名がズラリ。おそらくは普通に６ハロンでしょうね。

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（下の画は、My Anguillaの2015 の配合表）

「主流血統からなる Speightstown で 1/4 」に対し、
「非ノーザンダンサー・非ミスプロの傍流血統 が 3/4」という、
それはもうお美しい配合をしております。
（まぁ、Cherokee Run を「異系扱い」するのは、いささか乱暴ですが…）

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Speightstown産駒って、おそらく Gone West系の中では「本邦の競馬への適性」はナンバーワンのような気がする。ケイムホームより上ではないか、と。

実際、Speightstown産駒は本邦にて15頭が出走、なんと12頭が勝ち上がり。
うち8頭が複数回勝利を記録しオープン馬も３頭輩出。
最近でも２歳馬のリエノテソーロ（牝馬）がエーデルワイス賞で２着馬を1.0秒も千切って捨てるという、悶絶レベルの勝ちっぷりで。

その実績からも Speightstown 直仔の Munnings にも期待したいところ。

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本馬の配合表からは、

・父 Munnings が Bold Ruler５・５・６×５
・Secretariat≒Sir Gaylord５・６・５×６
・Busanda≒Searching≒Blue Eyed Momo７・６×６・６
・Tom Fool≒Spring Run７・７×６・７

父方の Bold Ruler や Tom Fool のクロスから得られる軽快なスピードを、
「War Admiral ＋ La Troienne」の強力パワーが支えている…という図式。

お美しい配合をしております。