【出資確定馬ご紹介】No,4チェアユーアップの2015（牡１）【ＮＯＣ】

チェアユーアップの2015（牡１）美浦・田島俊明厩舎預託予定
父タイムパラドックス（BMS:エアジハード）

キャロット、Ｇ１に続いて現行３クラブ目の入会。

本当は13番と14番で入会したかったが、先輩会員で満杯、新規にはノーチャンスと。
とりあえず何か発注しないと入会させてもらえませんので、4番でご入会。
ま、しょうがないです。まずは入会すること。それで先輩会員と肩を並べナイト。

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本馬の募集時測尺
体高151.0cm　胸囲176.0cm　管囲20.5cm　馬体重420kg

筋量豊富で力感はあるように見えるが、この父系特有の背の低さというか、要するに体高も低いし全体的にボテボテして映って見た目は芳しくない。ただ、そのロベルト系タイムパラドックス、「この時期、こんなモンでしょ？」と言われればその通りかと。

シャープさ、しなやかさ、そんなものは無縁で「力（ちから）馬」と割り切ってしまえばそれでいい。時間の経過とともにそれでも少しずつ体高も伸びて徐々に良質な筋肉を纏えば見た目も変わってくるとは思う。

バランスは…　まぁ、重心は低くは見えますよね。
パッと見た瞬間、直飛気味かな？と。ただ、芝を走るわけでもないので、力が逃げてしまってもダートなのでそんなには気にしていません。

少し時間が掛かるタイプかもしれませんが、その辺りも含めて個性なので。

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（下の画はチェアユーアップの2015 の配合表）

配合は…　面白いなぁ〜、と。

父…中央は微妙だが、地方競馬に滅法強く、完全にパワー・スタミナが優先。
母…ナスルーラ系の累代継続、しなやかで柔らかいスピード型。

父母は「タイプとしては真逆だなぁ〜」とそんな印象で。
まぁ、出てきたのは完全にゴツイ父方ですが。

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そんな中、この配合で一番に目が行くのは…

母チェアユーアップが Delta Judge５×５で、この Delta Judge はそれぞれシャダイアイバーとプラウドデボネアの母父であるから、母自身の、そしてその産駒の配合においても重要な位置を占めてくるとは思う。

で、実はこの Delta Judge の母 Beautillion は、Roberto の母 Bramalea と「3/4 同血」
（すなわち Bramalea≒Beautillion の関係）

よって、本馬においては Bramalea≒Beautillion４×７・７ であり、世代的なズレは否めないものの、これはもうロベルトのパワー走法及びその体質的なものがＯＮし得るような、そこに期待を寄せたくなる実に「面白い！」と思わせるニアリークロスかと。

さらに言えば、ブライアンズタイムの母方に Eight Thirty
プラウドデボネアの母方にも Eight Thirty ですから、本馬は Eight Thirty６×８
要するにブライアンズタイムの重要なトコを引き出すような配合をしており、特性となるパワーが十分にＯＮする、発揮されるのではないかと考えます。

実際、馬体もそんなイメージを持ち易いようなつくりしてますし。
父方の血が表に出て、まぁそれで結構なことと思います。

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あとは、母方のほう。

Hyperion の血が多く、この血は父タイムパラドックスに希薄なので結構かと。
で、もう少し見ると、テスコボーイに Woodman でナスペリのクロス。
まぁ、芝で競馬するわけでないので…そこの影響力は関係無さそうですが。

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これらを纏めると…
タイプは「底力・成長力」…タフな感じで成長曲線は後ろ、という感じ。
どこかで１つ勝てれば、地味にジワジワ…そんなイメージを持っています。

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そうだ、忘れてた。　牝系はソコソコ優秀で。

ファミリーは勝ち上がり率が高く、直近ではサウンドトゥルーにルールソヴァール。
地味かもしれないが、注目に値するファミリーで。
話しはそれに関係して、サウンドトゥルーとルールソヴァールがあれだけ走るのは、プラウドデボネアが Eight Thirty を抱えているのが一番大きい…のかもしれません。

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話しを戻すと本馬も、中央の砂では少しスピード不足かもしれない…。
地方のサラサラした粒子の細かい砂で、パワーが要求される競馬なら…
まぁ、それはもういいでしょう。

しかし、こういうのに嬉々として飛びつくワタクシは変態なのでしょうね。
こういうのが面白く感じるし、楽しくて仕方ないです。