637件のひとこと日記があります。
2016/11/08 12:20
種牡馬ストリートセンスがたった1年の供用で米国に戻ってしまったことを嘆こう。
ストリートセンス(Street Sense)
父 Street Cry 母 Bedazzle (BMS:Dixieland Band)
自身は2006年BCジュヴェナイルを圧勝し、エクリプス賞最優秀2歳牡馬に輝き、翌2007年の3歳時にはケンタッキーダービーに優勝。
2008年からダーレーで種牡馬入りし、2013年には本邦で供用されるも、米国での産駒の活躍もあってたった1年で米国に戻される、と。
… 。
で、その「種牡馬ストリートセンス」ですが…まぁ〜しかし、2歳戦もまだポヨポヨだけど良く走るね。
《 検索条件:2016年6月〜現在までの種牡馬ストリートセンスのダート戦全成績 》
4-1-3-8/16(単25.0% 連31.3% 複50.0%)単回収値188円 複回収値96円
4頭が勝ち上がって、全馬対象で2回に1回は馬券圏内。距離も1200M〜1800Mまで可。
父が2歳〜3歳春まで絶好調だったキャラもあって仕上がりも早いから新馬戦から動くし、おまけに牡馬のみならず牝馬まで走る。
上に示したようにダートで4頭だが、芝でも他に2頭が勝ち上がっているから…
まぁ〜素晴らしい。
… 。
で、一応はここから、簡単で恐縮だが【傾向と対策】を。
(下の画はストリートセンスの配合表)
勝ち上がった6頭の配合をサッと見てみると…
・6頭全部の母が Tom Fool 持ち。
・4頭の母が Buckpasser 持ち。
(古馬OP馬ノウレッジや古馬OP馬フギンの母も Buckpasser 持ち)
ま、ザックリしか見ていないので簡単で申し訳ないのですが…
ストリートセンスの母 Bedazzle がちょっと重厚な血統背景とは思う。
なので、Machiavellian の母父 Halo を意識した方向で。
それには直接的なクロスとならずとも、Tom Fool 的な俊敏さを加味するのは大事かも。
一方、ストリートセンスに希薄な「War Admiral+La Troienne」を用いてパワーアップ。
こんなイメージなのかもしれませんね、今のところ。ザックリ言うと。
… 。
【簡単まとめ】
・Tom Fool(≒Flaming Page(※ Nijinsky の母))で俊敏性を意識。
・「War Admiral+La Troienne」で米国っぽいパワーアップを図る。
・ノーザンダンサー系では Nijinsky やデインヒルに注目したい。
・ミスプロ系では Unbridled や Mining や Seeking the Gold や Miswaki や Woodman 他
・サンデーサイレンス持ちでも一応は大丈夫な模様。
・ミスプロもノーザンダンサーもクロスさせても良いが基本は薄めで。
・ストリートセンスの母 Bedazzle が Eight Thirty6×6なのでこれで味付け。
これらの血は良好とは思います。
もちろん、こんなのを全部満たす馬なんていませんけれども。
しかしまぁ、残念なのが1年のみ供用なので、ここから半年くらいしかもちませんが…
一応、出走表でこんな傾向の配合を見かけたら、薄っすら買ってみましょう。
(自己責任で願います。)