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2016/11/16 20:28
【絶好調!】種牡馬パイロの本質を「苦手」としているところから探ってみる。
皆さまにお馴染み、絶好調!種牡馬パイロ。
牡馬のみならず牝馬まで走るし、サンデー肌まで走らせちゃう。
異様な仕上がり早で新馬戦は鬼、長期休養明けもまったく問題無し。
要するに、乱暴だけど「全部買っておけ!」と。
ただし…
今まではそれで良かった。
しかしもう、パイロの凄みは完全に世間にはバレているので。
こうなると、さすがに「取捨選択」が必要になってくるし、「なにかないか?」と思って探っていたが…。
… 。
検索条件:パイロ産駒の直近1か年のダート全成績
こんな条件で調べていたが、まぁ結果が凄いし、改めて細かく書く気持ちもない。
ヘンな話しだけど。 … 。 「弱点」が見出せないから。
でも… 1つだけ思うことが…。
… 。
【新潟競馬場が異様に弱い】
新潟競馬場 0-1-0-24/25 複勝率4.0%
東京・中山・京都・阪神の主要4場はそれぞれ出走機会が新潟の2倍〜3倍近く(主場だから当然に)あって、それでも各場で複勝率は全てで30%前後を記録するという無双っぷりなのに、新潟のこの弱さは普通ではない。
それともう1つ、「少し弱い」と思わせる競馬場があって、それが中京競馬場。
中京競馬場 2-3-1-35/41 複勝率14.6%
これも主場4場のそれぞれ「複勝率にすると半分以下」で、やや苦手。
… 。
それと…
【良・稍重・重馬場は問題無いが、不良馬場が弱い】
良・稍重・重馬場はそれぞれ複勝率がやはり30%前後を記録。
しかし、不良馬場はサンプル数が少ないとはいえ、
不良馬場 0-1-0-10/11 複勝率9.1%
明らかに弱くて、その中身も人気を裏切っている形。
「軽い馬場だから良いだろう」の競馬参加者の思い込みはまったく逆の結果で。
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【個人的見解】
パイロ産駒は父と同じキャラ、父が意外に自己主張が強い。
基本、追込み馬であることを忘れてはいけない。
ワンペース型ではなく、抑揚のある走りがパイロ。
・・・ 。
新潟がまったく成績を残せず、中京も良くない。
両競馬場に共通するのは「左回り」だが、東京は走っているからそれは違う。
そうではなくて、おそらく両競馬場とも「前が圧倒的に有利」だから。
ハイペースだろうがなんだろうが、前が有利で強い。両方とも。
新潟は説明不要、中京だって4角回ってスグに坂があって、登坂後はなぜか皆が同じ脚色になっちゃって、前がそのまま残るのが定番。要するに差しが届かない。
それは全国の競馬場でも、不良馬場なら同じこと。
不良馬場では「前がまったく止まらない」から。
こうなるとなんとなく「買えるパイロ・買えないパイロ」が見えてくる…
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【個人的パイロの要点】
・パイロ産駒のキャラは父を踏襲して「差し追込み」が王道。
・「逃げ馬」キャラは邪道、割引いておく、と思うくらいが丁度良い。
・距離は短いほうが良いが、その理由は「速い競馬」になるから。
・逆に言えば、意外かもしれないが距離は関係無く、「展開」に左右される。速い競馬なら17〜1800Mも可。
※しつこいですが、個人的見解です。