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2016/12/02 21:10
【種牡馬アイルハヴアナザー】を走らせることは出来るか!?
知人の任売屋がウチに来てレジもの紹介も、そんなものはソッコーで却下、
ものの5分程度で仕事の話しは終了。続くは競馬、競走馬出資の話しで…
業者「アイルハヴアナザーが良さげなのが多く余ってるじゃぁないですか?」
自分「あぁ、そうなの? … 。 好きにしたらいいじゃん。」
業者「 … 。 冷たいスね…。」
自分「あ、いや、別に…。」
実はワタクシ自身、何かを書くにしてもアイルハヴアナザーに触れたことは一度も無くて。
好きじゃぁない、簡単に言っちゃえば好みの字面じゃぁないので…。
だいいち、厳しいでしょ… この字面では。
… 。
(下の画はアイルハヴアナザーの配合表)
Mr. Prospector の強いクロスはともかく、Danzig の同じく強めなクロス、
Sadler's Wells に Arch に Pleasant Tap …
もうね、産駒の父方に入ってはいけないような字面ばかりで、これをどうやって本邦の競馬でコンスタントに走らせるのでしょう?どうカスタマイズすれば良いのか…
BRFもBRFだと思うよ。
アイルハヴアナザー産駒初年度だというのに、お偉いさんが一生懸命な馬がスクリーンヒーロー産駒のトラストにフリオーソ産駒のコスモスというのだから… 笑えない。
まぁ、いいや。
… 。
まだちょっと何かを記すのは早過ぎるとは思うけど、今までのアイルハヴアナザー産駒の配合の方面で傾向と気になることを少々。
産駒はここまでで既に58頭もの大量の産駒がデビューして11頭で11勝。つまり2勝馬はゼロでオープン馬は無し。繁殖の質とか配合とかまったく気にしていないで馬産を行っているとしか思えないので、それを思うとここまで善戦の部類ではないでしょうか。
ま、今年はノーザンの出足がここまで鈍く感じますけどね。
で、勝ち上がりの11頭の配合をペラペラと見ましたが…
そんな顕著な傾向というのはないものの、
・なぜか産駒の母方に Nijinsky 持ちが11頭中8頭もいる。
・同じく Buckpasser(ニアリーを含むが)持ちが11頭中7頭。
・要するに2段目と併せて Tom Fool(的な血)持ちが11頭中8頭(Nijinsky の母は別にして)。
※Tom Fool(≒Flaming Page (Nijinsky の母)、≒Spring Run(Red God の母) )
結局、父方の字面では本邦での競馬に置き換えると鈍臭いことになっちゃう。
そうなると、それこそ Tom Fool 的な柔らかく手先の軽い身のこなしで、機敏さであったり機動力みたいなモンを加味してあげないといけないのだと思う。
クロスに煩く自己主張が強めなアイルハヴアナザー。
米血ばかりな割には Tom Fool 的な血脈が薄く、Buckpasser なども同様。
この辺り、持ち合わせていない血脈で補うのは有効かも。
ま、Halo≒Sir Ivor≒Red God≒Drone あたりも良い感じで。
それでもまだこの時期だけに、何かを方向づけするのは早いですけどね。
「いまのところ」程度で。
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Princequillo の影響が強くて伸びのある体型に出るシンボリクリスエス産駒は、母方からはナスキロ(ボルキロ)の増幅がまずは入り口とは思います。
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配合の勘所はシンボリクリスエスに近いイメージ?