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2016/12/06 15:15
【NOC二次募集馬】エスワンスペクターの15のお取り扱いに絶賛お悩み中。
エスワンスペクターの2015(牡1)栗東・安田隆行厩舎預託予定
父ゴールドアリュール(BMS:シャンハイ)黒鹿毛 2015年5月20日生
生産:広富牧場 募集価格2160万円(オータムセール 2016 落札1080万円)
募集時測尺
体高158.0cm 胸囲182.5cm 管囲21.5cm 馬体重497kg
… 。
全姉ロトラトゥールが中央3勝の実績馬。それなら、いまさら配合も見る気もしないけど…
(下の画はエスワンスペクターの2015 配合表)
パッと見て思うのは…
母自身が Mr. Prospector 3×4の強いクロスで緊張。しかし父ゴールドアリュールは Mr. Prospector も、その父 Raise a Native でさえ1本も有しておらず、ここが緩和されている点が好感で。
一方で、その Mr. Prospector の母 Gold Digger を通じて Nashua と、Nureyev の母方にある Nantallah の「Nashua≒Nantallahのニアリークロス」が継続となるのは「ゴールドアリュールの Nureyev 弄り」の手法の一つとも見て取れる。
また、本馬の3代母 ミスファピーが絶妙。
ミスファピーの血統構成はいまや米血主流血統の王道で、 その構成は「安田隆行厩舎繋がり」ではないけど、レッドアルヴィスの母チャールストンハーバーの父系 Unbridled 〜 Grindstone のラインを彷彿とさせる。
中でも、特にゴールドアリュールと好相性を示す In Reality の血を本馬は牝系から得ている点が素晴らしい。 In Reality は War Relic 3×3、ゴールドアリュールの母系に入る Hostage の4代母 Ancors Ahead は War Relic の全妹。すなわちこれは Anchors Ahead=War Relic の全きょうだいクロスになり、その辺りが好影響を与えてくれる根拠かと。
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と、まぁ、こんな印象。
ただねぇ… 気になる事象も少々。
本馬は4月18日出産予定のところを5月20日に出生、
なんと1カ月以上も遅れて出てきた。ま、そんなことは特別な出来事とは思わないが…
現代は馬が母体の中でモリモリし過ぎたりで予定より遅れたりするのでしょうけど。
本質的に馬が「デカっ!!」ってことなんじゃぁないの? と。
… 。
まだまだデカくなるんじゃぁないかなぁ、この馬。実際に5月20日の生まれですし。
見た目も緩いタイプに見えるし、その緩さは解消されていくのでしょうか?
この辺り、案外「ワナ」だったりしてね。 「仕上がるのかな?」 と。
「デカ過ぎる馬」って、あまり好みじゃぁないんですよ…。
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15年産のゴールドアリュール産駒はマチカネチコウヨレの2015(牡1)にも出資確定しているので、「いくらゴルア好きでも同年で2頭も必要?」と考えてしまうわけです。しかもエスワンスペクターの2015は抽選必至でその抽選方法からは「一口だけな。」になりそうで、それなら初めから申込はご辞退すべきかと、お悩み中だったりするわけです…。
どうしようかな???