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2017/01/03 12:33
【サイアー部門】砂競馬 award 2016【ダート系】
※ただし、産駒が2016年の1年間で産駒通算200走以上が条件。
【最多勝利数部門1位】
【最多賞金獲得部門1位】
キングカメハメハ
95-72-82-660/909(単10.5% 連18.4% 複27.4%)
獲得賞金14億8543万円 1走当獲得賞金163万円
※
【最多勝利数部門2位】
【最多賞金獲得部門2位】
ゴールドアリュール
84-81-57-694/916(単 9.2% 連18.0% 複24.2%)
獲得賞金13億0411万円 1走当獲得賞金142万円
<寸評>
さすがはキングカメハメハ、堂々の2冠達成。
スペシャリストというよりは「総合力」で勝り、ゴールドアリュールの追撃を余裕をもって凌ぎ切るというまさに横綱相撲。結局、このキングカメハメハに総合力で対抗出来るのはゴールドアリュール1頭のみで、東の横綱がキングカメハメハなら西の横綱はゴールドアリュールで異存はないところ。
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【最高勝率部門1位】
カジノドライヴ
30-21-21-209/281(単10.7% 連18.1% 複25.6%)1走当獲得賞金118万円
※最高勝率部門2位はキングカメハメハの10.5%
<寸評>
僅差だがカジノドライヴがキングカメハメハを上回る大健闘で。距離も1200〜1800Mまでカバーする幅の広さは魅力である。13年産がファーストクロップであり、産駒のさらなる成長と上昇度合いに期待したいトコ。
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【最高複勝率部門1位】
キンシャサノキセキ
45-50-43-359/497(単9.1% 連19.1% 複27.8%)1走当獲得賞金120万円
※最高複勝率部門2位はキングカメハメハの27.4%
<寸評>
母方の特徴を引き出す能力に長け、芝ダート兼用種牡馬として今やトップグループの一角を占める位置にまで出世を果たしたキンシャサノキセキ。ダ複勝率の高さは悪く言えば詰めの甘さが課題となるが、見方によっては堅実さということであり、兼用もあって出資という観点からはありがたい種牡馬と言える。シュウジの活躍は記憶に新しいトコではあるが、ダートでも大物輩出となるか!?
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【2016 最優秀ダート系サイアー】… キングカメハメハ
数にしろ成績にしろ、とにかく隙がまったく無い。
総合的には2017年もゴールドアリュールがどこまで迫れるか? と。
ところで、まだ全くの余談レベルだが、直仔のルーラーシップ産駒が異様にダート適性を示しており、1月の競馬もこの辺りは要注目。単複ともに産駒出走ベタ買いでプラス計上の100%超えであり、この点はまだメディアにもファンにもバレていないので、買うなら早々にというイメージを持っている。
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【その他の注目種牡馬】
パイロ
40-38-38-315/431(単9.3% 連18.1% 複26.9%)
単勝回収値60円 複勝回収値82円 1走当獲得賞金128万円
ヨハネスブルグ
15-12-23-104/154(単9.7% 連17.5% 複32.5%)
単勝回収値64円 複勝回収値89円 1走当獲得賞金166万円
サマーバード
7-9-4-54/74(単9.5% 連21.6% 複27.0%)
単勝回収値183円 複勝回収値143円
ストリートセンス
6-4-6-34/50(単12.0% 連20.0% 複32.0%)
単勝回収値72円 複勝回収値61円
<寸評>
パイロは示す成績は十分だが、そのことはもう世間に完全にバレているので馬券的妙味は既に無い。今後は「異様な仕上がり早」とか「短距離戦限定」とか自分なりの取捨選択のルールを用いることが重要になってくるし、その点はファンが似たようなイメージを抱いているヨハネスブルグも同様で。
逆に、いま一番の妙味はサマーバード。
メディアもファンもまだその能力に気付いていないので、買いで良い。
ただ残念ながら既に早世となっており、おそらく14年産がラストクロップではあるが、まだ時間はあるので買い継続ムードは続く。
ストリートセンスは14年産限定だが、さすがの一語。
しかしこちらも完全にバレているので…
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【2017年新種牡馬のダート展望は?】
数・繁殖の質で圧倒する、ロードカナロアとヘニーヒューズの2強。
それをどこまで追えるか? の、ハードスパンとモンテロッソの2頭。
この4頭を新たに加え、2017年後半の砂競馬は相当に面白そうで期待は大きい。
まぁでも、ロードカナロア産駒は最初は芝に向かうでしょうね、さすがに。