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2017/04/10 19:58
【NOC三次募集馬 No,37】Harlan's Panther の15(牝2)
Harlan's Pantherの2015(牝2)
父 Kitten's Joy(BMS:Harlan's Holiday)募集価額2880万円
馬体のほうは… よくわからない。
だいいち、ワタクシには見る目が無いので。そのうち、動画もあがるでしょ。
ま、「初仔の牝馬」ってだ…(以下、自粛
(下の画は Harlan's Panther の2015の配合表)
牝系のほうは「まったくダメ」とは思わないし、逆にビックリするって感じも無いけど、いずれにしてもこの辺りはよく考えないと判断は難しい。極端な話し、別の世界での競馬の話しなので。
一方、父 Kitten's Joy は自身も米国芝で競走実績を残したし、産駒も然り。
だからこそバイヤーはそれに着目し、産駒を日本に運んで走らせていますが…
しかしちょっと確認してみたら、これまで Kitten's Joy 産駒は12頭(牡8頭・牝4頭)が中央で出走して、勝ち上がりはたった2頭(共に牡馬)だけで牝馬は総崩れ。牝馬に限っては勝ち上がりどころか、馬券圏内にさえ1度も対象になったことが無いという凄まじい崩れっぷりで。
ま、そこは始めに入り口で頭の片隅にでも、とは思いまする。
… 。
まず、15年産の本馬の配合をパッと見て思うのは、Kitten's Joy 自身が Northern Dancer 3×5の強めのクロスなところに、母 Harlan's Panther 自身も Northern Dancer 5×3のクロス持ちという、ここを継続してしまっているところが感心しない、良くないと思うけどね。
ま、それも本馬を考えるうえで「入り口」の話しですけど。
… 。
Kitten's Joy 自身の配合を見て「本邦で走らせるには少し重くない?」と個人的にはいつも思っていて、その「少し重い」と感じさせるのは、自身が Thong=Lt. Stevens 5×4 と同時に Nantallah≒Nashua 6×5・5でもあるわけだから、そうなると「Sadler's Wells と Roberto の鈍臭いところが産駒に個性として伝わってしまうと、それはもう、本邦で走らせるのは厳しくない?」と。
だから、産駒の代で本邦で走らせようと思えば、そこは累進継続したくないな、と。
では、どうするか?
思うのは、 Lady Capulet が Sir Gaylord に Attica≒Tom Fool 2×2(の強いニアリークロス)だから、ここをどうにかするしかないかなぁ…と、ここを増幅する手段がまずは頭に思い浮かぶけどね。
… 。
そこで、本馬ですよ。 配合を確認すると…
Terlingua が父 Secretariat であり、First Rose 牝系なら、先の Lady Capulet を増幅していることになるのでこの点は良いと思う(簡単に言えば Storm Cat を抱えていれば良い、と)。
さらに、おまけ的に Harlan's Holiday 自身がボルキロのクロスですからね。
だからこの辺りとても心地良いとは思う。
ただですね、これとは逆に完全に心配となってしまっているのが…
本馬の2代母 Allison's Pride が Beautillion(≒Bramalea)と Nashua を抱えているだけに、先に「心配」とした Sadler's Wells と Roberto を、それこそ気持ち良いくらいにスコーンと継続してしまっているという…。これ、鈍臭くならないですかね?
もう、「良さそう」と「悪そう」の両方を持ち合わせてしまっていますね。
さて、これはどうでしょうね…
… 。
こうなると、あとはもう実馬を見て判断するしかないのでしょうね。
ナスキロっぽいストライドなら良いほうが出ているのでしょうし。
ただ… Kitten's Joy がこれまで「牝駒が結果が出ていない」というのは単なる偶然ではなくて、タイプとしては基本的に力(ちから)馬っぽいトコを産駒に伝えてしまうからではないか?とは思いますけどね。それだけに走ってくるのは牡馬優先ですよ、って話しで。
ま、机上ではそんな話しかと考えます。
※すべて個人の見解です。