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2017/05/09 17:52
【出資馬スピアザゴールド号】次走は南関・川崎競馬の指定交流競走らしく。
スピアザゴールド(牡4)美浦・久保田貴士厩舎(4歳以上500万下)
父 ネオユニヴァース 母 キューティゴールド(BMS:フレンチデピュティ)
次走は南関・川崎競馬の指定交流競走に使う模様。
驚いたが、まぁいまどきそれを「奇策」と呼ぶほどではないかな…。
一つの選択肢として、それは十分に認知され浸透しているシステムだから。
だけどまぁ、現実にこの番組を選択するとは微塵も思っていなかった。
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4歳500万下の古馬最下層クラスはクラス再編直前なので、いまが極端にレベルが低い時期。その状況下で「勝ちを狙える、しっかりした馬」というのはクラス全体でも既に数も少ない。そうなるとそのような馬は現在3場開催ということもあって、普通はわざわざ地方競馬場における適性面での危険を冒してまで指定交流にまで目を向けづらいから、「レースレベル」という観点からはこの選択は一理あるかと。
あと、気にしたのは本馬の脚質かな。
新潟で使おうと思ってもコース特性からは前が絶対で先行争いが激しく、それに参加できずに中団〜後方のままで凡走の危険性が十分考えられる。一方で、ちょっと話を戻すことになるが、東京と思ってもそこで十分に戦えるか?は結構な疑問。昇級後は芝とかバカなレース選択をして、これまで一度もダート戦に使ってないのだから、本馬のこのクラスでのダートでの立ち位置はハッキリ言ってまだ不明。
その辺りの本馬の置かれた環境、また、運用面の観点からも今回のアイデアは十分アリ、ということではないでしょうか…。
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川崎1600Mも、南関の指定交流レースの中でその施行条件は本馬には一番マシ。
1角まで距離がある分、位置が確保出来る可能性は高い。また、先陣争いに発展すると息の入りづらいコース設定だけに結構なスタミナが要求され、種牡馬成績的には中央ダート中距離戦と同じく「B級サンデー系種牡馬」が活躍の傾向。
相手関係は南関の馬はB2B3と思うが、そちらから見れば指定交流は賞金が高いし、この時期なので「中央からは大した実力馬は来ない」と解っているので、「逆に」意欲的に出走してくるから結構厄介。いや、厄介と言える立場ではないと思うので、「相手は強い」と思っていたほうが良いでしょうね。
まぁでも、中央競馬の500万下でのレースよりはまだ可能性はあるかも。
良いんじゃぁないですかね、いろいろと。結果までは知りませんけど。