【出資馬ウェルカムゴールド号】ゴルア産駒の Alydar な隠し味。

ウェルカムゴールド（マチカネチコウヨレの2015）牡２　栗東・吉田直弘厩舎預託予定
父ゴールドアリュール（BMS:Deputy Minister）

ま、既に出資した馬に今さら何だ？　って話しですが…。
15年産キャロット馬はムールヴェードル（ヴァンドノワールの2015）と本馬へのたった２頭の出資で終わりましたが、ムールヴェードルのほうの馬体等が元々は結構なお気に入りだったのですが、ここへきてウェルカムゴールドの馬体とトレーニングの充実ぶりが「なかなか良いかも？」と思えるようになってきた。

５月生まれでまだ幼さ満載も、見るからに「パワー型」で「その源は？」と。

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ゴールドアリュール産駒の配合でやりたいことは…

１．そのままズバリ、Nureyev に対して Sadler's Wells や Number など大袈裟なニアリークロス。
２．それが出来ないなら Nureyev のパワーの源である Nantallah の（ニアリー）クロスくらいは。

まぁ、こんな切り口で入りますが…
本馬の場合はその大袈裟なニアリークロスとはならずとも、Thong＝Lt. Stevens５×４の全きょうだいクロスだから、それこそ Nantallah 的なパワー馬になってくれるのではないか、との期待を寄せていましたが、意外にもこちらが事前に想像した以上にそれが利きまくっているように見えて…。

「なんだろうな…？」

最近ちょっと感じる（思う）のは、Thong＝Lt. Stevens５×４ に対して、Alydar の母 Sweet Tooth のパワーの下支えがあってこそなのではないか？と。そんな仮説を勝手に立てています。

・Nantallah は父 Nasrullah に母自身が Sir Gallahad ３×３
・Sweet Tooth は父が Nasrullah 直仔で自身が Bull Dog＝Sir Gallahad４×５・４

血統背景、アウトラインがよく似ていて、結局 Nantallah 強調の今回の配合に対して Sweet Tooth が下支えというか、スパイスになってるかなぁ、と。まぁ、継続と呼んでも差し支えないかもしれません。
こういう、ちょっとしたスパイスが配合を考えるうえで大事なのかもしれませんね…。

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ちょっと調べてみたのですが、ゴールドアリュールに対して、Alydar に「スパイス的な役目」をさせるのは結構有効みたいで。

父ゴールドアリュールに母父 Alydar 直系は大したことないのですが、母方の祖母に Alydar が入るパターンは良くて、「祖母の父が Alydar」のゴールドアリュール牡馬に限ればこれまで８頭が該当。

・８頭中６頭が勝ち上がり、うち３頭がＯＰ馬。

ＯＰ馬はイースターパレード、サイモントルナーレ、ダノンゴールド。
特にイースターパレードなどは３代母 Scuff が Special と同血なので、配合上の理屈は本馬ウェルカムゴールドに通じるものがある。

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もちろん、まだ全然競馬をやる前だし、当然に結果までは知りませんが…　ただ、出資の際に配合を確認するうえで、勉強になるというかもっと奥深いところまで目を届けないと、と考えさせられた１頭。