競輪
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2017/05/25 05:13
エピカリスを待ち受ける米国競馬のモヤモヤしたところ。
先日の米国三冠の第二弾、Preakness Stakes（Ｇ�機�
Kentucky Derby（Ｇ�機砲鮴�した Always Dreaming が潰れ、Cloud Computing が優勝。
Belmont Stakes（Ｇ�機砲盧�沌としてきたが…
エピカリス号（牡３）の Belmont Stakes（Ｇ�機砲悗僚仭�については、自分も同じクラブで会員をやっているし身近な話しではあるものの、出資者ではないから「金の話し」を前提にした「出走することへの賛否」は何も言える立場ではなく。
そもそも出資者一人ひとりが事情も違えば考え方も異なるわけだから「これが正解」「あれは間違い」などと決着つく話しでもないけどね、競走馬の小口ファンドで。
それを解ったうえで厚かましい余計なお世話だが、「どう思う？」という話しになれば、「別の理由」で「米国遠征はどうなの？」と疑問には思う。
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その一番の理由は、やはり、Lasix の投与に関係するところ。
・Lasix の使用で競走能力向上の期待。
・Lasix の利尿作用で他の禁止薬物摂取の痕跡をも消してしまう可能性。
・Lasix は血中カルシウム濃度を激減させ骨を弱くし、結果的に馬自身のキャリアを縮める。
使用を肯定する人の言い訳には「馬は脱水するし、むしろそれで競走の上ではリスクを背負うくらい」なことを平気で言うし、実際に米国の競馬は Lasix の使用を禁止すると出走頭数が揃わないし、あの Pegasus World Cup などは、Lasix を使用しないなら斤量を５ポンド軽くしてあげますヨ！なんて言ってるわけで、その状況からはやはり一定の競走能力向上の効果はあるのでは？
それと、個人的にはそのことよりも、使用することによって「他の禁止薬物摂取の痕跡をも消してしまう」という副次的効果、その可能性の話しは相当に深刻な問題かと。これは人間の思惑による闇が深くて、こんなことを寛容に済ませてしまってそれで果たして良いのだろうか？と。と同時にやはり長期の投与によって馬自身のキャリアを縮めてしまうというのが…。
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エピカリスは鼻出血馬ではないし、ノーザンのことだから Lasix を投与したりしないと思うが、相手はほぼ使ってくるし、結果は別にしてもその過程と状況からは「競馬がそれでいいのか？」と、生真面目な感想。
まぁ、米国人に言わせれば「普段使ってるわけだから、そのまま Lasix を使用してどの馬も環境を変えることなく出走させることこそが公正」くらいの屁理屈を言いそうだが…。
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要するに米国競馬は、欧州や本邦や香港の競馬とは考え方がまるで違う。
ちなみにＨＫＪＣなどは米国遠征する際には遠征馬サイドに「使ってはいけない」と、わざわざ釘を差すほど。
世界的な状況から鑑みるに、日本で生産・調教された馬がわざわざ米国まで行って競馬することもないような…
こんな状況で、もし負けるようならモヤモヤしたものが残って後味が悪いでしょ。スッキリしないと思いますよ。
米国の競馬は別物で、別の世界のおとぎ話し。
レースはレースで『力量上位馬がハイペースで引っ張り、それについていけない馬を１頭１頭ふるい落としながら最後まで残った馬が勝ち』というサバイバル戦。あれはあれで興味を示して「参加する」というか、そうではなくて「見て楽しむ興行」くらいで丁度良いと思うけどね。ムリして競走で交わる必要も無いような…。
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