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2017/07/27 16:50
友人の高橋くんが【シルク募集馬】No,51ツルマルワンピースの16に申込む。
ツルマルワンピースの2016(牝1)栗東・橋口慎介厩舎預託予定
父ヴィクトワールピサ(BMS:キングカメハメハ)募集価格1,800万円
高橋くんからは「シルクももう募集開始、なにかないスか?安いところで。」と無理難題。
『安いところ』縛りというのがイマイチ気に入りませんが…。まぁそれでも1頭捻りだす。
高橋くん「で、そのお応えというのが、いまさらのヴィクトワールピサですか…」
ワタクシ「そうだよ、『安馬限定』なんだろ? このくらい攻めきった配合が良いよ。」
高橋くん「なにか、もうちょっとカッコイイところで、なんとかなりませんか???」
ワタクシ「世間はロードカナロア一色だからさ、それならこんな逆張りが基本だろ。」
高橋くん「そんなモンですかねぇ…」
ワタクシ「未勝利(新馬)突破なら計2つ3つくらい、1000万下くらい出世するんじゃぁない!?」
高橋くん「あぁ、ホントですか。」
ワタクシ「いや、知らないけど。」
高橋くん「 … 。 」
(下の画はツルマルワンピースの2016配合表)
本馬の祖母ツルマルグラマーを起点に橋口(父)厩舎ゆかりの牝系。以降、特別に目立つ活躍馬の輩出は無いものの、母ツルマルワンピース自身が中央3勝の実績だから本馬へは是非期待を寄せたいところ。
元々ヴィクトワールピサ産駒なんて牡馬も牝馬も見た目からしてパワー満点の力馬が目立つが、本馬も母方が米血過多で母自身も大型馬。それゆえ当然に本馬もデカくなりそうだが馬格的にはそれで良いかと。だいいち、ヴィクトワールピサ牝駒なんてデカくなければ走らないわけで…。ジュエラー、パールコード、ミッシングリンク、テラノヴァ、エーデルメイシュ…みんな牝馬なのに500kgとか小ぶりでも480kgは誇るくらいの迫力。だからそういう、デ〜ンとしたスケール感みたいなモンは既に満たしているくらいだと思いますよ。「入り口として、まずは大きく迫力がナイト。」という。
配合は強烈。
Halo を継続したうえで本馬はサンデーサイレンス3×4、Mr. Prospector 4×4
ヴィクトワールピサ産駒の特徴として父はパワー面は確実に産駒に伝える傾向にあるが、その反面しなやかなスピードや柔らかさといったところは相手方から補完してあげることは必須で、その意味から先の自身のミスプロのクロスに加えて母自身が Mill Reef≒Millicent 5×5持ちというのが素晴らしい。配合表の字面というか見た目こそハデだが、押さえるべきはキチンと押さえていて結構だし、好感に思いますけどね。父が芝中距離タイプに対して母自身が芝短距離で2勝というのも心強い。
いやぁ〜、こういう個性派は大事にしませんと。
… 。
高橋くん「そうですか、わかりました。いいですよ。お付き合いも長いですからね、他と合わせて申し込みます。」
… 。
おめでとう。