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2017/09/17 17:57
【ノルマンディー募集馬】ジョウノボレロの16の力(ちから)馬な配合。
ジョウノボレロの2016(牝1)美浦・国枝栄厩舎預託予定
父ロードカナロア(BMS:ブライアンズタイム)生産:三城ボクジョウ
ノルマンディーOCの16年産募集については先方が材料は小出しですし、まだなにも…。それでもリストだけは眺めていて、どうしてもこのジョウノボレロの2016(牝1)のところで追っている目が止まるね。
生産の三城ボクジョウは昨年のジョウノファミリーの2015(競走馬名:ゴライアス)のときも唸ったけど、生産馬の配合とその1つ1つの積み重ねの歴史とも言える繁殖牝馬、その牧場の基幹とすべきところが本当に素晴らしい。地味かもしれないがコンスタントに勝ち馬を今後も輩出していきそうですけどね。だからいつも注目して生産馬の配合表を眺めていますけども。
で、この、ジョウノボレロの2016もそんな唸り声が出そうな配合かと。
配合表をパッと見て最初に目が奪われるのが、父が Kingmambo 系、Mr. Prospector × Nureyev で、これに対して母は Roberto 系だから、これで Nashua≒Nantallah のニアリークロスが前面・強調された配合、いわゆる 「フリオーソ的な砂黄金配合」で。
一方、本馬の牝系のほうに注目してみると…
本馬の4代母 My Charmer(本馬の4代母)は Striking=Busher3×3で、これはキングカメハメハが内包する Sex Appeal(トライマイベストの母)の Busanda≒Mr. Busher2×3 と脈絡。結果的に「War Admiral+La Troienne」のクロスが大きな特徴となり、同時に本馬は Eight Thirty≒War Relic6・8×8・8・8のニアリークロス継続だから、それはもう北米パワー満載で。
「う〜む… ハデだなぁ〜。」などと思っていたが、これで終わらずで…
ロードカナロアの Graustark=His Majesty6×4を母父ブライアンズタイムが継続し、さらに言えば牝系が抱える Mississippi Mud(Dixieland Band の母)が Alibhai(Flower Bowl の父)3×4 なので、併せてこれはもう「力馬の権化」かと…
もうここまでいくと逆にしなやかさとか柔らかさを担保したくなるが、4代母 My Charmer のナスキロがレディブラッサムの Secretariat=Syrian Sea3×4 と脈絡… う〜む、これくらいなのかな?
… 。
でも、こういう力技って牡馬にはプラスに働くが牝馬で???
検討するほうはそういうところをどう飲み込むか?ってことでしょうね。
実馬を見てみたいですけどね。国枝厩舎預託予定だからクラブとしては一定の期待はあるのでしょう。