競輪
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2017/09/25 19:26
欧州競馬の中で、サンデーサイレンスの血の活用の好例か！？
Saxon Warrior（牡２）Trainer：A P O'Brien
Breeding: Deep Impact（JPN）- Maybe（IRE）（BMS:Galileo）
Saxon Warrior がデビュー２戦目に選んだ Beresford Stakes（芝８Ｆ）（Ｇ�供Π�国）に勝利。
軽快さよりもパワー漲る力強さを感じさせるレースっぷりで。
まぁでも欧州競馬において、その全体が煮詰まった血統背景・状況の中、「異系傍流」サンデーサイレンスのしなやかさとか速さを活用しようと思うなら、こんな配合がその基本形なのかもしれませんね。
（下の画は Saxon Warrior の配合表）
Saxon Warrior は、クールモアから預託されノーザンファームで繁殖生活を送っていた Maybe の第２仔。世界中にアンテナを拡げる中で、どうしても試してみたかったのでしょうか…。
本馬は母 Maybe が Northern Dancer３×４・５の強いクロスのところへ、Northern Dancer のクロスを持たないディープインパクトを迎え、自身は「3/4Northern Dancer・1/4非Northern Dancer」の好配合形。
その中で特徴的と思えるのは、ディープインパクトの２代母 Burghclere の Hyperion・Donatello・Son-in-Law の組み合わせの（ニアリー）クロスが発生・継続されている点で、Galileo の３代母 Anatevka と Danehill が内包する Flower Bowl がそれに該当。
ま、それだけが特徴では単にスタミナや力強さを前面に打ち出しただけになってしまいそうですけどね。そこへディープインパクトの Halo≒Sir Ivor のスピードを注入することで、素晴らしいバランスとなっているかと。
ディープインパクト自身の「Halo≒Sir Ivor２×４で祖母が Burghclere、Northern Dancer のクロスを持たない」という血統背景は、欧州血統で煮詰まった中では利用価値120％でしょうね、いまさらながら。
仮に欧州競馬界にディープインパクトをブッ込んだとして、そこでの産駒は配合次第で欧州の馬場でも充分にやれるとは思いますけどね。また、ディープインパクトだけではなくてサンデーサイレンス直系で、他にこんな手法が可能な種牡馬は居そうですけども。仮にそんなタイプの種牡馬が欧州に輸出されて、一定の活躍でもしたら世界の競馬界の地図が一変しそうで、それはそれで面白そうです。
- Saxon Warrior
- Galileo
- パワー
- サンデーサイレンス
- クールモア
- ファー
- Northern Dancer
- ディープインパクト
- Burghclere
- Hyperion
- Anatevka
- Daneh
- Flower Bowl
- Halo
- Sir Ivor
- スピード
- バラン
