【出資確定馬ご紹介】テーマソングの16（牡１）【ノルマンディーＯＣ】

テーマソングの2016（牡１）栗東・安田翔伍厩舎預託予定
父タイキシャトル（BMS:ジャングルポケット）募集価額1160万円（サマーセール：669.6万円）

友人で任売屋の高橋くんにも言われました。
「へ？いまさらですか！？いまさらタイキシャトルもないでしょ。」と。
まぁ…　言葉を返す気力もなく、ワタクシは黙ってしまいました…。

まぁでも、一言で片付けるというか説明するならば「タイキシャトルがぁ〜」な視点・入り口ではなくてですね、「牝系から入りました。」ということです。要するに考え方、入り方の話。

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募集時測尺
体高153.0cm　胸囲179.0cm　管囲21.0cm　馬体重475kg

今も将来も馬格にはソコソコ恵まれそうではある。
重心が低くて少し脚が短めかな。普通に距離短いトコをピッチとは思います。

（下の画はテーマソングの2016 配合表）

母は21戦2勝。芝16〜2000Mが主戦場で、2歳11月にデビューして新馬勝ちしているから、その辺りの良さが産駒にも伝えられればこのクラブにあっては有利な話しでしょう。本馬は母10歳時出産第４仔（4年連産）3/19生まれ（3/13予定日）

母産駒はまだ実績乏しいものの、持込みでもある祖母ソロリサイタルの産駒成績は地味に優秀で、中央登録７頭の全てが勝ち上がり、うち６頭が複数回勝利を挙げているのだから、それはもう立派なもの。元々は社台ファームが導入した牝系ですからね。その辺りも好感で。

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それを念頭に配合を見てみると…

Devil's Bag が Northern Dancer も Nasrullah も持たず、Hyperion も薄いような血統背景をしていて、本馬の代では「3/4 Northern Dancer・1/4非 Northern Dancer」の好形。さらに言えば、母テーマソングがナスペリオンの継続クロスだが、Welsh Muffin が Thatch 内包も、先に書いた Devil's Bag がこれは持ち合わせていないわけで、その意味ではこれも緩和となっており、ま、全体として本馬の代での配合のバランスは上々に思いますけどね。上手くガス抜きになっているなぁ、と。

タイキシャトルも Halo でベースは軽快なスピードですからね。
こういったナスペリオンの継続クロスとか、テーマソング自身のハイインローのクロスでその粘り増しだとか、基本的な部分で両者の相性はとても良さそうに映るわけです。

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次に各論ベースで見ていくと…

パッと見て一番に目に入るのは、Devil's Bag＝Glorious Song２×４の大胆・強烈な全きょうだいクロスでしょうね。Halo の Sun Princess≒Mahmoud４×３を Ballade からも Mahmoud を得、そのニアリークロスを継続しスピード面での強化を図ったのが Glorious Song であり Devil's Bag と。この全きょうだいクロスは本馬の配合上での最大の特徴でしょう。

それと、ワタクシが上記と「双璧」くらいに考えているのが、本馬の代での Caerleon≒Sole３×３のニアリークロス。両馬の祖母はいずれも Regal Gleam で、Northern Dancer、Round Table（ナスキロ）、Tom Fool≒Flaming Page が共通する血統背景。タイキシャトル産駒の配合においては、Caerleon の血脈構成を増幅する配合パターンが成功への近道であり、本馬もその理屈には倣っている。

で、さらにさらに…　本馬は Thatch＝Special４×５の全きょうだいクロスまで抱えている、と。

結局、タイキシャトルの主要血統である、Devil's Bag、Caerleon、Thatch…　全部弄っている。
こんなことは完全に狙ってやっているとしか思えないし、やり過ぎですが、面白過ぎます。

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強烈過ぎてですね…　もう、ピンか？パーか？って話しです。
変態はこういうのに引き摺られてしまうのが習性ですね。ま、馬には少しだけ頑張っていただきましょう。