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2017/12/05 19:21
【シルクHC二次募集】友人の高橋くんを怒らせた話。
Opulenceの2016(牡1)栗東・西村真幸厩舎預託予定
父 Verrazano(BMS:Giant's Causeway)募集価格2500万円
Keeneland September Yearling Sale 2017 にて、お偉い方の名義で$110,000にて落札。
輸入経費等を考慮したら実に良心的な価格設定でしょう。
… 。
今日(火曜)の昼間。任売屋で友人の高橋くんから久々に「昼食でもご一緒にいかがですか?」とお誘いが来た。“呼び出しを受ける理由”は自分でも理解はしていた。高橋くんから「シルクの二次募集、少し考えてもらえませんか?」と従前に言われていたのを、思い切りスルー、無視して放っていたからだった…。
高橋くん「それであのぉ… 例のシルクのやつね、少し意見をもらえませんか?」
ワタクシ「なに、背中を押せってか? で、どうしたの?なにか申し込んだの?」
高橋くん「いや、とりあえずですね、Opulence に行きました。」
ワタクシ「ふ〜ん… 良かったじゃん。おめでとう。」
高橋くん「抽選ですよ。でも、あれ?なんスか!? 随分とナマな感じですね。。。」
ワタクシ「う〜ん…。 ナマな返事ってわけではないけど…」
この男、妙に感だけはいい。逃げられないので言葉を選びながら少し話す。
『こういうのは好みの問題だからさ、なにかを押し付けるわけではないんですよ。ただね… ワタクシの最近の好みで言えば極端で強烈なインブリードがキライだし、それがしかも本邦で適性見せない Giant's Causeway ですよ。で、Verrazano も Opulence も自身はクロスに煩く自己主張型、継続しまくって全然息が抜けてない配合で、そりゃぁもう見るからに息苦しいでしょ…。しかも Verrazano って More Than Ready の直仔、これが日本の砂競馬で、どんなイメージが湧くっての?』
ってなことを高橋くんに向かって言ったら、彼は少し怒っていた。ハッ!と思ったが、ワタクシは言葉など選ばずに、まるで全部を否定するようなことを一気に捲し立てていたからだ…。
高橋くん「でも、Better Than Honour ならゼロじゃぁないでしょ!?」
ワタクシ「あぁ、そうだよね。… うん…。」
ひとまず、彼の怒りを収めることに注力し、彼もいつもの冷静さを取り戻した…。
… 。
高橋くん「他になにかあるんスか!?」
ワタクシ「ん? う〜ん… まぁ、エスポワールシチーでしょうね。」
高橋くん「えっ? それこそ… それこそ未勝利ですよ、たぶん。」
ワタクシ「そりゃぁそうだよなぁ〜。繁殖能力から考えたら。9割方は未勝利かな?」
高橋くん「なぜに?」
『だからさっきから「好み」だって言ってんのに…。Nureyev に Roberto に Mr. Prospector だからこれがフリオーソ的な Nashua≒Nantallah の継続クロスだし、Storm Cat が Eight Thirty 内包で、ブライアンズタイムも同じく Eight Thirty を抱え、ニキーヤが抱える Anchors Ahead と、皆これらニアリーだからね。これはもう、コールドフロントの奇跡的な一発を暗示ですよ。もうね、こういうのはさ、ノーザンが落札したわけだから「乗っちゃえ」って話。安いしさ。』
高橋くん「えーっ! マ、マジですか!?」
ワタクシ「ウソですよ。」
… 。
さて、信じるか? 信じないか?
それは高橋くん、貴方次第です。
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