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2017/12/11 07:29
【出資馬ウェルカムゴールド】阪神競馬でのデビュー戦を白星で飾る。
ウェルカムゴールド(牡2)栗東・西村真幸厩舎
父ゴールドアリュール 母マチカネチコウヨレ(BMS:Deputy Minister)
12月9日の5回阪神競馬第3日第6R・2歳新馬(ダ1800M・9頭立て)にてデビューを果たし、2着の1番人気馬に4馬身差・0.7秒もの差をつけて快勝した(自身は離れた2番人気)。
遅生まれの影響か?それとも自身が用心深くて少し怖がりな性格なのか?後期育成〜トレセン〜調教まで、各ステップ毎というか移動の度にモタつく印象もあったが、いざ競馬に下ろせばそこでこうやって一発回答なのだから恐れ入りました。馬自身はもちろんのこと、ノーザンや西村真幸厩舎の毎日の地道な努力の賜物で、このことはもう感謝でしかないですね。
さて、レースのほうですが…。
早速もう、ゲートの出から…
後手を踏むがこの辺りは新馬戦での出来事、気にしないでおく。
レースは4頭くらいは行きたい意思表示、それに続く馬もいて結局は7番手追走の形となるが、岩田騎手もそこでは馬をワッショイワッショイするわけもなく、馬もレースなんて初めてのことで要領得ないし、それでいて前に行った組はポジション争いで2ハロン目辺りはビュッとなるから…。それこそ本馬を中心に俯瞰で見ていたらオロオロしたような感だし、その見た目が悪くなるが、まぁしょうがないところでしょう。
13.0-11.4-13.2-12.9-13.1-13.1-12.9-12.7-12.5
ま、これ、新馬戦ですからね…。既走馬たちの通常のレースだったら、絵に描いたような完全に前残りの競馬もいいトコで、「同じ新馬たちが相手ですがこれを豪快にマクリ切りましたヨ!」をどう考えるか?ってこととは思います。
レース上がり 38.1秒
自身は上がり最速37.3秒(レース上がりを0.8秒上回る。次位は38.4秒でこれは1.1秒上回る。)
数字にすると、それは相手のレベルと新馬戦での各馬の状態もあるので、一概には計りづらいですね。
ま、レースのほうは3C…残り800M辺りから岩田騎手はGOサイン。その叱咤激励に馬は応え、長く良い脚を使って大外を豪快にマクリきって全部の面倒をみました。そこではフワフワしたような走り・脚色なんてことはなく、最後までしっかり走れていて見た目もカッコ良かったとは思いますけどね。
でもどうだろうな…もしかしたら前の組にはシンドイ流れだったのかも…。
いずれにしてもおめでとう。初入厩が11月10日だから、そこからちょうど1か月でゲート試験やって競馬をやって、そして勝利まで掴むのだから凄いです。
… 。
【気付きや課題他】
・これでも新馬戦は太かったかも?直接的な上積み十分。
・気性面には問題無い。
・少し臆病な面も見受けられ、その性格的なことから1度競馬を経験したのは大きい。
・5月生まれだけに、この後の同世代と戦ううえで「伸びしろ」の期待。
・若駒特有の上部気道疾患の疑い。
競馬はドンドン良くなると思いますけどね。気性面の不安が無く、操縦性が高そうというのも良い。気道疾患は心配だが、若駒のそれは成長と時間の経過で解消していくことも多いので、好転することを願っていますけども。
ま、でもホント、今後が楽しみな1頭となりました。
そういえばゴールドドリームも新馬勝ちは「5回阪神4日目」ダ1800Mだったから同じ節だね。あちらも3番人気だったが、今と同じキャラでやはり行き脚つかず豪快なマクリを決めていた。あやかりたい。