【先週の競馬】出資馬の競馬っぷりやその気付き。

【出資馬ジャッカスバーク】29日の新潟競馬（4歳上障害未勝利・芝2890M）は勝ち馬から1.6秒差３着まで。
今回が障害転向２戦目だが、障害飛越に関係してはそれなりの上達ぶりが見て取ることが出来、結構安心して見ていられたのは良かった。レースの結果については勝ち馬は相当なレベルなもので、初めての障害戦で自分でレースを作ってこの内容と時計だから、おそらくはそのままオープンにブチ込んでも勝ち負けを演じるのではないか？と。それくらい勝ち馬は凄かったからこの着差と着順に悲観する必要は無く、むしろ道中はこんな馬にガチでケンカを売るようなマネをせず、自分のペースでレースをさせてそのままレースを終えさせた石神騎手は好判断でしょう。これならムダな消耗も避けられ、次に繋げることも出来ます。

しかしまぁ、他の出資者の方には申し訳ないが、こんな感じで未勝利戦で2,3着を繰り返してチマチマと賞金を稼ぐ事象は自分にとっては堪らなく良いです。上に行けば賞金は稼げないしレースは混み合って危険だし…　未勝利戦なら平地力などの力量差もあってレースはバラけるから危険な香りはせずに見ていて安心出来る。賞金だって「未勝利戦３着＝オープン４着＝200万円」ですからね。こんなトコで遊んでいるのは悪い気がしません。次も安全・安心のレース内容で2,3着に入って賞金を稼いで頂ければ有難いです。

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【出資馬オートヴィル】28日の東京競馬（3歳未勝利・芝1800M）は勝ち馬から0.6秒差５着まで。
一般的には「ハァ？たかだか５着やぞ？しかもこの時期の３歳未勝利戦で」と思われるだろうし、その通りなのですが…。ただ、本馬のそれまでの過去４戦のレース内容と着順、そして「アイルハヴアナザーなのに芝で」など、もうホント、ビックリして次走権利まで獲得してほんのちょっと感激した。おそらく内臓を洗って治療でもしたのでしょうね、やはりその効果は覿面だったかと。

だけど、どうして芝のほうがパフォーマンスが上がるのでしょう？アイルハヴアナザーなのに。トモ辺りの緩さもあって力強さには欠けるからダート使わないということなのでしょうか…。芝ね…　広い東京でジリジリと伸び続けていたなぁ〜。

こんなの、Flower Alley とプラチナレディーがそれぞれが自身ナスペリのクロスで、共に１度緩和した後にこの代で改めてクロス。そして、アイルハヴアナザーが内包する Courtly Dee に Last Tycoon を引っ掛けた、くらいの理屈しか思い浮かばないのですが…。それで芝に寄せちゃうという。

ひとつ思うのは、アイルハヴアナザーって一介のダート種牡馬扱いなのはそれはそうでしょうが、もしかしたら「Flower Alley の Mr. Prospector３×３や、Courtesy と Special のナスペリのクロス、そして Courtly Dee など、これらを意識して配合すると芝向きで何か出来るんじゃぁないの？」の疑いが自分の中で生じてきた。今後はこの辺りに注目して見ていきたいと思います。引き続きの課題にしていきたいです。

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【番外編】
先週日曜の新潟競馬、最終Ｒのダ1800Mの1000万下の特別戦で、クラブ馬ビスカリアが前が圧倒的な新潟のダートで豪脚を炸裂させ快勝、「牝馬が６歳で…スゲェ〜なぁ〜」と思って見ていた。しかし、凄いのはそれだけではなかった。ビスカリア自身の配合を見てブッたまげた。

（上にあるのはビスカリアの配合表）

フサイチジェットのアウトサイダーな血統背景が凄すぎる。Northern Dancer も Mr. Prospector も Hail to Reason も持たずに、且つ自身は５代アウトという異系傍流ぶり。こんなの買ってきた関口オーナーは凄いなぁ〜と。

ビスカリアが繁殖に上がった際、どんな種牡馬をつけてもフサイチジェットが緩和してくれます。種牡馬は選び放題だし、いろいろな手法が考えられるし、実際に取れます。会員は将来、繁殖牝馬ビスカリアには大いに注目すべきだし、その名は頭の片隅に絶対に置いておくべきと思いますヨ。「スーパー名繁殖」までは言いませんが、堅実・確実に良い仔を世に出す可能性はカナ〜リ高いと思います。絶賛しておきます。