637件のひとこと日記があります。
2018/07/25 18:21
【シルクHC募集馬】No,33ポルケテスエーニョの17を友人に薦めた話。
ポルケテスエーニョの2017(牡1)美浦・武井亮厩舎預託予定
父 Street Sense 母ポルケテスエーニョ(BMS:Medaglia d'Oro)募集価格3000万円
友人がシルクHCの会員なので、とりあえずこの1頭をご提案してみた。
募集時測尺
164.5cm 175.0cm 21.6cm 478kg
フレームが大きいので太めというほどでもないし、鈍な印象もない。後期育成で乗り込みを重ねていけば順調に馬体はブラッシュアップされていくように思いますけども。その辺りは字面通りで結構かと。
(下の画はポルケテスエーニョの2017 配合表)
Street Sense(ストリートセンス)もどこかフィリーサイアーっぽいトコのある種牡馬だが、牡駒の場合はやはりパワー型に特化している馬がほとんどであり主戦場はダート。本馬も馬格と数字からはその傾向を踏襲しているように思えるし、ま、入り口としては結構なことと思う。
配合的には米国主流血統がドカドカした感じも「3/4 Northern Dancer・1/4 非 Northern Dancer」の配合バランスであるし、また、Bedazzle だけは Hyperion5・6・6・7×5・8と、Hyperion 色がとても強く、それが本馬の配合の中においては異彩を放っている、と言えるかと。
その Bedazzle だが、要するに本馬の米血パワー血統の配合の中で、Dixieland Band のパワーの源とも言える「Hyperion の直仔である Alibhai の継続クロス」、これが異質に値し、だからこの Bedazzle の存在感は堪らないって話ですね。この辺りが本馬にも表現されているようにも見えますけども。
で、ここが優先されてしまうと、それこそ鋭さに欠け、パワー粘着力が武器ってことになるが…
… 。
その一方で、本邦の競馬では既にお馴染みの Mi Sueno は Narrate≒Storm Cat のニアリークロス(Northern Dancer+ボルキロ(ナスキロ)+(First Rose≒Flaming Page≒Tom Fool))で、その「ナスキロ+Tom Fool」の芝ダ兼用の機動力であったり、しなやかストライドなトコを、A.P.Indy や El Prado でさらに増幅・強化させたのが本馬の母ポルケテスエーニョかと。
だからまぁ、どちらが勝っているか?という話しでもなくて、力強さ・機動力・速さの持続力などが上手く融合というかバランスが取れるならば、ダート戦線で面白い存在になれるかもしれませんね、と。そんな話しかと思います。出来ることなら東京ダートのストレッチランナーをイメージしたい。
その辺りの妙味というか、面白さというか… そこが堪らなくて友人にお話しした次第ですね。
おしまい。
※個人的なこじつけでしかなく、決して真に受けませんよう。