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2013/12/27 21:01
シュシュブリーズ号の配合は実は良く考えられている。
シュシュブリーズ号が謎の脚部不安に悩ませられながらも、意外に早く栗東に帰厩した。
北は寒いし本来は『しがらき』に送りたかったところだろうが、おそらくは『しがらき』は満杯だったのだろう。優先すべき順位で直接栗東に『送らざるを得なかった』ことは容易に想像はつく。
しかしこの馬は本当に惜しかった。
あんな時期に北の洋芝で6ハの忙しい競馬をさせたのが原因でしょう。
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募集価格1400万円の売れ残り牝馬で満口にもならない。
牧場にも会員にもほとんど評価されていない馬と言える。
でも、自分は迷うことなく出資した。
『配合が絶妙に感じた』この一点のみで。
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父サンデー系で母系にミスプロが入る場合、互いの柔らかさを引き出す働きをすることが多いので、そこには『War Admiral+La Troienne』のパワーを補うことで柔らかさと力強さのバランスが取れてうまくいくことが多いです。
言われるところの『サンデー×ミスプロ×War Admiral×La Troienne』の配合形です。
フジキセキ×ミスプロ持ち牝馬の配合においても、エイジアンウインズ(Buckpasser)やコイウタ(ヒッティングアウェー)などは「War AdmiralとLa Troienne」も併せ持っていました。
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そこでシュシュブリーズ号です。
ご存知のように父フジキセキで母系にはミスプロ持ち。
さらに見渡せばキチンとSeattle Slew、Buckpasser、Francis S.と、War AdmiralやLa Troienneのパワーもちゃんと入っていて、サンデーとミスプロというだけで柔らかいのに、ボルキロもクロスしてちょっと柔らかく緩慢になりすぎるところをそれがしっかりと支えられているわけです。なかなかこんな柔らかくて力強い馬はいません。函館の重い洋芝でもきちっと勝利を収めるのはこういった『配合』の妙によるところもあると確信しています。
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ま、夏場に壊れなければねぇ〜。
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もう、慌てずにじっくり治してください。
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治ればソコソコ活躍出来ると思っています、値段の割には。
意外にパワーが勝るタイプで、京都や東京よりも、阪神、中山… 北の洋芝が良いと見ています。ダートも馬体の割には走ってくる配合で牝馬限定なら十分です。
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自分もこの世代が実質ラストクロップということで、1頭出資したかったということもあります。
馬が固まってくればこの故障も収まるとは思いますが…。 -
ふうさんさん
こんばんわ。
自分はこの子の育成時のビデオを見た印象と
何かフジキセキが気になって出資。
面白い存在やと思ってます。