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2014/01/12 05:59
東京ダート1600 と 中山ダート1800
ジャッカスバーク号が東京ダ1600mで新馬戦で快勝した後、昇級のデビュー2戦目は中山ダ1800mをチョイス、東京での派手な勝ちっぷりからそこの昇級戦でも1番人気に推されることとなったが4着敗退。もうそのことは散々書き尽くされた感もあるので今更その起因となったものを書くつもりもないですが…。
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ただ、気になってるのは、実は同じようなケース、『東京ダートの新馬戦(未勝利戦)で快勝後、昇級初戦の「初めて経験する中山ダ1800m」でアッサリ敗退』する馬がほとんど、ということ。
近いところで言えば、ジャッカスバークと同じレースの、僅かハナ差ではあるがアスペンツリーもそうだし、昨日のアナザーバージョンも同様のケースに該当。
で、実際にそこで勝ってるのは、「関西馬が多い」ということ。
これが意味するのは…
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ちょっと調べてみたのだが、ここ3年間で、『東京ダートで初勝利後、昇級初戦を「初めて経験する中山ダート1800m」をチョイスして連勝出来た馬』というのは、なんとたったの1頭しかいない。3年前のディアフォルティスのみ。
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ここから先は推測でしかないが、結局、求められてるものが東京と中山では相当違っていて、古馬なら経験値がモノを言って上手く対応することも可能だが、経験が無い若駒はなかなかそんな対応するのが結局は難しいということでしょう。
ワンターンで箱が大きい東京ダ1600mと小回りでコーナー4回の中山ダ1800m
東京でのハデなパフォーマンスを買われて人気を背負うも、経験不足からまるで形態の違う中山で結果は残せず。
ところがコース形態や高低差こそ違うけど、同じくコーナー4回周って勝ち上がってきた関西馬はこの中山でも上手く立ち回って勝ち切っている。
勝ち上がりに東と西で差が付く大きな原因はたぶんそこの部分。
阪神と京都では適性と若干の変化への対応はリンクしてても、東京と中山は別物なので…
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ま、馬券対策に関して言えば、2回3回中山は毎週のように3歳500万下・ダート1800mが組まれているので、もしそこに『東京で勝ち上がってきて初めての中山ながら人気を背負わされたような馬』がいたらそれは要注意、疑ってかかったほうが良いかもしれない。それだったらまだ世間にバレていない『人気薄めの関西馬』を狙うほうがマシかな。そんなイメージで覚えておいていただければ結構と思います。
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ま、ジャッカスバーク号に関係して言えば、夏競馬前くらいまでは他の馬や他のレースはあまり結果は気にする必要はありません。東京と中山では求められるものが違うので馬の力量を比較するのは難しく、証したり語るのは少し無理があります。
昇級でレベル上がってる所での中山初戦の敗戦はそんなに気にする必要は無いです。
実際、そんな厳しい条件をクリアしたのはこの3年間でディアフォルティスわずか1頭しかいないので。