競輪
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2015/01/07 18:19
【新種牡馬キンシャサノキセキ】データから考察…その２（実はダートの鬼）
今日は新種牡馬キンシャサノキセキの【ダート適性】について少し。
キンシャサノキセキ自身は芝実績馬で、まぁフジキセキが少し硬い感じだからダート走ってもそれは不思議ないことだけど、母系は欧州の匂いが充満しているから、そんな特別にダートが走るってことはないと思っていたが…。
それでも産駒にダートを走らせてみたら…
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【2014年】２歳ダート戦限定・サイアーランキング（総合）
��ゴールドアリュール【12- 8- 9- 63/ 92】（単13.0％連21.7％複31.5％）単回収値 84円 複回収値 76円
��サウスヴィグラス 【 9-12- 9- 83/113】（単 8.0％連18.6％複26.5％）単回収値 69円 複回収値 90円
��キングカメハメハ 【 8- 8- 0- 21/ 37】（単21.6％連43.2％複43.2％）単回収値 79円 複回収値 64円
��キンシャサノキセキ【 6- 3- 5- 19/ 33】（単18.2％連27.3％複42.4％）単回収値345円 複回収値128円
※４位〜６位は順にカネヒキリ・クロフネ・ヴァーミリアン。
※この３頭は「単・連・複が10％・20％・30％」の目安に達していないし、クロフネはともかくカネヒキリとかヴァーミリアンなんてダート戦しか使いようがないのに成績（率）もたいして上がってないので割愛。
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ゴールドアリュールも数年前に比べたら使い出しからダートを選択してくる陣営も多いのでデータ数は豊富。その出走数に比して勝利数も当然に上がってくる。しかし、「率」で見るとそんなに目を見張るものはなく、回収値も併せて地味。馬券上は取捨選択、その見極めをしっかり。
ゴールドアリュールは母ニキーヤの影響か、ややパワーに頼るトコがあるので、繁殖の相手からはミスプロ肌などでスピードの補完を図るのが配合のコツ。あまりノーザンダンサーを継続しない方がベター。
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サウスヴィグラスのダート戦はお客さんもよく知ってるので、もはや馬券対策上の旨みみたいなモンはない。ダート短距離の適性は最強で、中央も地方も走るので馬産地においては今は完全に「お助けマン」ムードが漂っており、零細でも「とりあえずサウスヴィグラスつけとけ」みたいな感じになってしまっているので、「率」に換算すると数字は上がってこない。その点は少し気の毒ではある。
サウスヴィグラスの配合のツボは簡単。完全にパワーに寄せてしまったほうが良い。
ヘンに芝寄りの血など補完しないこと。とにかく米血に寄せる、と。
ダンチヒ・バックパサー・ミスプロ・ボールドルーラーなどのパワー血統とは好相性。
ちなみにムービングアウトの2013はこれの全部を満たしているので全力で大口出資に走ったが最優先で見事落選、残念極まりなく当時は少し落ち込んだ。
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キングカメハメハはさすがの一言。 この数字は実質ナンバーワンと言って過言でなく。
まだ芝を走っている馬も多いので、この時期の未勝利戦などは「ダート替わり」には是非ご注目。
人気が中途半端で先行出来そうな脚質ならば連軸に最適でしょう。
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で、掲題のキンシャサノキセキ。
勝率18.2％ 連対率27.3％ 複勝率42.4％ はハッキリ言って異常。 少しおかしなことになっている。
（回収値についてはウインユニファイドが一発デカいことをやったのでここでは問わない）
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コーナー４回の1800Ｍでもソコソコ走ってしまうのだが、特に1200Ｍ戦で威力を発揮する。
スピードに抑揚がない感じだけど、それでもワンペースでキレイにマクリを決めたりする。
下級条件ですとダート短距離は番組数が豊富なのでツブシが利くんですよねぇ〜。
そもそもキンシャサノキセキなんて安いから、２つくらい勝つとペイ出来ちゃう。
頼もしいですね。
キンシャサノキセキ自身も中山では実績を残したが、おそらくリボーの血がそうさせるのかも。
配合でここを少し刺激すると、急坂小回りなんて鬼かもしれませんね。
馬券対策でも出資でも、ダート短距離においては、今後はサウスヴィグラスを筆頭にしたミスプロ（特にフォーティナイナー）系よりも、キンシャサノキセキ産駒に注目してもらうと良いかもしれません。
まだ世間にはこのことはバレていませんので。
- キンシャサノキセキ
- フジキセキ
- ゴールドアリュール
- サウスヴィグラス
- キングカメハメハ
- カネヒキリ
- クロフネ
- ヴァーミリアン
- パワー
- ノーザンダンサー
- バック
- ムービングアウト
- ウインユニファイド
- フォーティナイナー
