628件のひとこと日記があります。
2015/06/06 00:26
血統の片寄り 3 END
自分語りをしてしまいましたが、
今回は、「血統別でパフォーマンスが最大限に発揮される馬場」の話題を振られましたので
それは亀谷敬正氏の「血統ビーム馬場ビーム」と水上学氏の「シュボババ!」的な手法でしょうね。
私は普段はやらない手法ですが、種牡馬の片寄りの団子現象を捉えるには最適でしょうね。
最近は一目で競馬場毎の種牡馬傾向を観れるサイトもあるのでしょうし、
競馬ソフトならボタン1つで傾向を探れます。
具体的に、私が特定の種牡馬が爆発したなと感じたのは2月15日しか思い付かなかったので
(他にも沢山あるのでしょうが、なにぶん普段はやらない手法なので)その日を例にしましょう。
データ表では、前日の2月14日も入れました。
ネット競馬の画像はぼやけているので、画像アップローダにもUPしておきます。
http://i.imgur.com/rt4pksx.jpg
この日の東京芝は簡単で、芝は全てディープ産駒が馬券に絡みました。
私も今、このデータを観たので、その後の追跡などやっていなかったのですが
結果論ですが少し気になる部分を考えてみましょう。
まず、私が気になったのはディープ産駒が最高で3着までに終わった雲雀Sのオースミナイン。
2番人気で3着。次走は1番人気で11着。つまり、不調で3着と人気を裏切ったようですね。
次に気になるところは、私がNHKマイルCで好走を期待した共同通信杯のアヴニールマルシェ。
2番人気で5着。次走はNHKマイルCを5番人気で4着。
休み明け5着から本番で更に前進と思いましたが、前走はディープ産駒に有利な日に凡走していたのですね。
それでも共同通信杯で先着を許した相手が、
リアルスティール、ドゥラメンテ、アンビシャス、ミュゼエイリアン、なので大丈夫だと
私としては問題ない5着だと考えていましたけどね、、、
まさか、ディープ産駒にここまで有利な日で負けていたマイナスが大きいとは。
共同通信杯5着以下のディープ産駒は、次走では悲惨な事になってますね。
最後に締めとして、共同通信杯を勝ったリアルスティールですが、
ドゥラメンテに勝つ大金星の勝因は、ディープ産駒に有利な馬場の日だったからで、
次走は、スプリングSで1番人気2着。その次走皐月賞は、2番人気2着。
そしてダービーでは他のディープ産駒に負けて4着。
こうやって2月15日がディープ産駒に有利だった事を知って、その後を検証すると
納得行く結果になっていたりするので財産になりますね。
---おわり---
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星星星さん
トウショウトリガーさん、コメントといいね!ありがとうございます。
アヴニールマルシェは、決して悲観的になる必要は無いと思いますよ。単純に共同通信杯とその後数戦では、ディープ産駒の適性として向かなかっただろうという考えですし。
トウショウトリガーさんの自己紹介を読ませて頂いて、IK理論も使われる人なのかぁ。どおりで私の特異な論理も、即座にご理解される筈だと妙な納得をしてました。
そのトウショウトリガーさんがPOに選ばれたアヴニールマルシェなので、もしかするとIK的な、又は、栗山ニックス的な或いは相似配合が潜んでいる血統表では?と想像して、アヴニールマルシェを見てみました。
IKにも栗山さんにも、私はそこまで詳しくないですが、もしかしたら、アルザオとダンシングブレーヴが近い意味の血だから選ばれたのでは???とか憶測して楽しくなりました^^ -
トウショウトリガーさんがいいね!と言っています。
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分析読ませてもらいました。
とても参考になります。
アヴニールのPOなので少し切なくなりました(^^; -
hajacoさん
>「外国は枠を操作するのが当たり前」
俺もそれは信じてます。
全てのスポーツが開催国有利ですしね。
「やってるの判ってんだろ?そういうもんだから。」
っていう開き直りさえ感じますw
ただ、このちっぽけな国内で有力者が有利になるような操作はあってはならんな・・・と。。 -
星星星さん
ヨーロッパは、結構エグイやり方だと思います。自然そのままなので明らかに馬場の悪い部分と良い部分が出るので、枠順が大きく結果に影響します。新潟1000m直線競馬の様に。
すると、フランスは大嫌いなイギリスの遠征馬は不利な枠にあからさまに封じ込めますし、イギリスも自国では同じことをやります。
まぁ、これは凄く昔に須田鷹雄氏がCS生放送で言ってた「外国は枠を操作するのが当たり前」を私なりに解釈発展させた想像なのでどこまで信じて良いかは自分でも謎ですが。
でも彼の外国事情の元ネタは、合田直弘氏である可能性が高く無視できない発言とも考えています。
(これはIOCやFIFAの白人達を見ればあながち邪推でないと言えるかもしれません) -
星星星さん
>もしこれを細かい精度で調節出来得るとしたら、
>特定の血統を特定の時期に活躍させることも可能になるのではと。
100%ではないでしょうが、かなり可能だと私は考えています。
単純に重賞などのレベルなら水を多目に撒けば、それだけでディープ産駒は勝率半減するでしょうし。 -
星星星さん
hajacoさん、コメントありがとうございます。
>自然と同じ方向へ行こうとする力がある結果を
>連続的に導き出すことになっているのかも知れんですね。
全くもって、それが真理だと思います。
日本の馬場構造とサンデーサイレンスの関係と高速化。
私も以前、2chで持論を展開しました^^
もし、その時の書き込みが発見できたら、日記にもコピペしてみますね。 -
hajacoさん
ヨーロッパは生やしっぱなしの芝がもうどうにもならない根を地中何十メートルで絡み合っているそうですが。
なんだか、向こうの競馬のほうが自然な感じはします。 -
hajacoさん
もしこれを細かい精度で調節出来得るとしたら、
特定の血統を特定の時期に活躍させることも可能になるのではと。
考えすぎでしょうかねw -
hajacoさん
血統が芝に対応する話ですが、俺は逆の構図が怖いなと。
サンデーサイレンスは日本の競馬に革命をもたらしました。
伝達するスピード能力は、レコードタイムをガンガン塗り替え、
恐ろしい勢いでのし上がってきました。
ただでさえ凄い種牡馬ですが、
一番大きかったのは日本の芝に異常なまでのマッチングを見せたことだと思います。
そしてその後、馬場の整備という正義と大義と名目で芝の高速化を進めてきてます。
これは自然なことなのかどうか。