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2015/06/16 01:37

プリンスオブウェールズS 2

過去5年の優勝馬の適性グラフを作りました。

http://i.imgur.com/NuQ5VTo.jpg

しかし、適性が全く違う馬達が勝っています。
こういう事は極めて稀ですから、それには理由がある筈です。
そこで思い付いたのが馬場状態でした。


次は、英国の馬場状態をさっき頑張って勉強しましたので、
その付け焼刃の知識から解説します。



英国の馬場状態表記
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(Hard)  (Firm)  (Good to firm)  (Good)  (Good to soft)  (Soft)  (Heavy)

  ←硬い                             軟らかい→

-------------------------------------------------------------------------------------




Hard = 物理的に硬い = コンクリート馬場

Firm = 物が固定されてしっかりしていて壊れない = 路面が(馬が走っても)掘れない馬場

こういう解釈が成り立つのかな???





Hard=コンクリート馬場

Firm=掘れない馬場

Good=好ましい・望ましい

Soft=軟らかい

Heavy=重い



面白いのは、英国人がHardを好ましくない馬場だと考えている事。
(競走馬の脚への負担を考えると当然ですが)




皆さんもよくご存知でしょう、日本の馬場状態表記は、良、稍重、重、不良 ですよね。
英国と日本では、望ましい馬場の意味がかなり違うというのが判ります。
その理由はシンプルで、日本の野芝と、EUの芝がそもそも根本的に別物ですからね。
路面も人工と自然という違いがあるので、こういう違う思想に至ったのでしょう。

因みに、世界の常識としては英国思想の硬い馬場は望ましくないという馬場状態表記が受け入れられているようです。
(日本の野芝を使用しているのは、日本だけでしょうから、当然かも知れません)

---つづく---

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