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2015/07/31 22:32
トレヴ(変化02)
トレヴは老化したから、5歳の年明け初戦を1着した。
前回、こう書きました。
何故、トレヴは老化したら5歳の年明け初戦を1着する事になるのか
そう考えるに至ったのかを、順を追って説明していきます。
老化で起こる変化を考えるところから始めます。
人間の場合は老化すると、
知識が増える、その反面で、頭の回転は若い頃より遅くなる。憶えも悪くなる。
経験が増える、その反面で、もう成長はない。
精神的に大人しくなる、その反面で、血気盛んな意欲は無くなる。
(若者は革新。(リベラル)老人は保守。(コンサバ)とも言える)
そして、
体が若い頃より、硬くなる。
以前にも散々、加齢で徐々に体の柔軟性が失われてしまう話は書きましたが
少し視点をズラして説明しなおします。
一般の人が老化で体が硬くなると、ありがちなのは腰痛や肩こり膝痛などでしょう。
スポーツ選手では、引退が間近に迫ったベテラン選手は、何かしらのケガに悩まされている事が多いでしょう。
みなさんは、スポーツ中に事故以外で、選手が怪我を発生するのを目撃した事はあるでしょうか?
私は子供の頃に不思議だったのが、自分が学校などでスポーツをしたり観戦していても、
事故以外での怪我を目撃したのは、せいぜい捻挫程度でしたが、TVなどで観ているプロスポーツ選手は、
何も無いところでプレイ中に突然ケガを発生して途中退場したりするのです。
(肉離れ、アキレス腱、脱臼、骨折、、、、など)
何故、プロはこんなにも脆いのか?も疑問でしたし、どうしてケガが頻発するのかも謎でした。
その理由を最近になって深く考えてみました。
・スポーツ選手は体重が重いから、その分だけ、肉体に負担が掛かる。
・プロスポーツ選手は、真剣勝負で全力プレイなので、肉体の限界を超えて頑張ってしまうから。
・体が硬くなっているから。
この3つが合わさっての、異様な故障発生の頻度なのではないでしょうか?
相撲で考えたら、重い体重、全力の真剣勝負、だからケガが多発している様に思われます。
その相撲でケガ防止の為に重要視されているのが、股割りなどの柔軟運動です。
TVなどで皆さんも御覧になった事があるのではないでしょうか?
力士達が稽古場で、あの巨体なのに、股割りをしている姿を。
米大リーグで今も現役を続けているイチローも、柔軟体操のような事をひたすらやっていますよね。
プロスポーツでは、我々が考えるよりも遥かに、
準備運動の柔軟体操がケガ防止の為に重要視されているのかも知れませんね。
勿論、競馬でも調教前の体をほぐす運動や、レース前の返し馬などで行われていますよね。
(余談ですが、プロや競走馬も、私たちには見えない裏側では、試合やレース後にはクールダウンの運動もしていそうですね)
ケガの話はこのくらいにして、本題の老化で何故、体が硬くなるのか?を考えていきましょう。
最近、アウターマッスル・インナーマッスルや、体幹という言葉が流行しているようです。
私はこれらの理論については、まだ専門家ですら全幅の信頼を置ける程の研究には至っていないと判断しているので
敢えて、それらの事は現時点では学ばないようにしています。
これから二転三転する理論でしょうから、私の独自の考えをそれまでは使って考える予定です。
(私個人の考えですから間違っているかも知れません)
老化で硬くなる事の基本の第一は、当たり前ですが、経年劣化が考えられます。
でも、人間の肉体は骨や細胞は、通常、数年で新しいモノに新陳代謝するのかも知れません。
髪の毛や爪が、目に見えて新陳代謝しますよね。
でも、骨ではあっても歯は、どうも1度しか新陳代謝していないようです。
(サメなどはするようですが)
老化による肉体の硬化も、恐らく新陳代謝が行われない体の細胞があり、それが関わっている筈です。
その硬化の要となる細胞だと私が睨んでいるのが、靭帯・腱です。
---つづく---