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2015/07/31 22:33
トレヴ(変化03)
老化による硬化をもたらす要だと、私が考えた靭帯・腱。
これも又、複雑なメカニズム故に研究が行われているのに、その全体像や完全解明には遠い肉体の部位です。
謎が多いこの肉体部分ですから、私の考えは正しくないのかも知れません。
しかし、敢えてこの謎に挑む必要が競馬ではあると考えますし、
間違っていたら10年後でも20年後でも、その気付いた時に考え方を修正すれば良いと考えます。
どうせ間違うなら、思い切り漸進な独自の合理性を打ち立ててしまうのが良いでしょう。
強気で強引な推理を進めます。
先に書きましたが、靭帯・腱は、完全には新陳代謝していないという読みがあります。
(全てではなく、一部ないし、半分程度は新陳代謝しているのでは?と私は考えます)
従って、経年劣化が起こりえるでしょう。
つまり老化によって硬化が起こる。
靭帯・腱は、どうもゴムのような伸縮性がある細胞(それだけではなく真逆のモノも混入しているとも睨んでいる)
などが集まって構成されているらしいです。
(まだよく解明されてないようですが)
そのゴム紐のような靭帯・腱が、骨と結びつけられていて、靭帯・腱と筋肉の収縮によって
骨を引っ張る事で、脚などの関節を曲げ伸ばしをしています。
そして靭帯・腱と筋肉の収縮は、脳から脊髄へ、脊髄から脚の靭帯・腱と筋肉へと神経を通じて
「脚を動かせ」という電気信号の命令が任意の部位へ伝わり、その命令を受け取ると収縮が起こる。
それで間接の曲げ伸ばしがなされる訳です。
脳から靭帯・腱と筋肉の収縮命令を神経を通じて伝達する様は、私たちが俗に言う運動神経という概念なんでしょうね。
(私の運動神経の考え方は、一般常識とはズレていて、運動神経が良い、悪い、という発想には否定的ですが)
靭帯・腱は、ゴムの様な伸縮性と表現しましたが、私のイメージはゴムとは大きく異なるかも知れません。
伸び縮みにゴムが解り易く、更にこの後に書く経年劣化にもピッタリだと考えたので
説明には適しているのですが、私の靭帯・腱のイメージとしては、絹の糸みたいな感じですね。
そう考える理由は単純で、以前、私が鶏肉を捌いていた時の話なのですが
切り分けようとすると強靭な筋が邪魔をする訳です。
その硬さたるや、私の使っているナマクラ包丁では全く歯が立たないのです。
諦めて、筋に沿って切り分ける事にしたのですが、その筋は白くて細く光沢があり、
ある骨から筋肉へと繋がってました。
その筋で私は気付きました。
これが靭帯・腱なのだと。(腱は構造が複雑らしいので、私の勘違いで、違うかも知れませんが)
私のイメージでは、ゴムよりも絹の様な強靭な紐繊維だと想像して書いているとだけお考えください。
しかし、経年劣化に関しては一旦ゴムのイメージに戻します。
皆さんも輪ゴムなどが1年も使用し続けていると切れてしまった経験は多いでしょう。
そして、使用していなかった輪ゴムが数年放置すると、硬くなってヒビが入り
伸ばした瞬間に切れてしまったという経験は無いでしょうか?
恐らくゴムの経年劣化は風化なんだと思います。
ゴムが化石化してボロボロに崩れ易くなった状態。
靭帯・腱の経年劣化は、このイメージで間違いないとは思いますが、
靭帯・腱は、ゴムよりも絹に近いので、経年劣化は多少するのでしょうが、
100年くらいは平気で持ちそうな気がします。
(多少の新陳代謝もあるでしょうし)
しかし、丈夫な絹のイメージの靭帯・腱も、何度も何度も酷使するとダメージが蓄積されると、私は想像します。
プロスポーツ選手、競走馬、どちらも大きな体を稼動させる為に毎日酷使しているダメージがあるでしょうね。
まとめると、
「靭帯・腱の老化は、経年劣化と長年の酷使による事で起こる」となります。
---つづく---