マンハッタンカフェ産駒　２

偶然ですが、今回、ルージュバックと対戦経験のあるクイーンズリングという馬も、マンハッタンカフェ産駒です。
クイーンズリングが初対面で勢い余って好走したは、フィリーズレビューです。
そして、秋は休養明けのローズＳではマンハッタンカフェ産駒らしくイマイチで、強い相手にも白旗でしたが
しかし前走の秋華賞では、Ｇ１で良く見知った強い相手に２着。

この好走は、最大の要因は前崩れの展開で追い込みが嵌った事ですが、
他にも、マンハッタンカフェ産駒でも牝馬なのである程度強い相手に頑張れた面と
休み明け凡走→叩き良化もプラスだったと考えられます。

それでも、見知った強い相手にＧ１で２着できたのですから、
クイーンズリングの前走は、少なく見積もってもＧ１で４着くらいの実力はあると評価すべきでしょうね。
そして今回の見知った相手は、タッチングスピーチと、ルージュバック。

２頭ですが、微妙ですね。
でも、タッチングスピーチに前走で先着しているので、取り敢えず問題なしとしましょう。



他にも、エリザベス女王杯に出走するマンハッタンカフェ産駒は、フェリーチェレガロがいます。
この馬は、強い馬なのは間違いありません。
久々の芝が格式あるＧ３のマーメイドＳで、５着激走し、次走でフロックでなかった証明に
芝の１６００万クラスで優勝していますから。

でも、これまで書いてきたマンハッタンカフェ産駒の傾向と照らし合わせると、驚きの活躍にも合点が行きます。
ダート界からの来訪者なので、マーメイドＳでは完全な未対戦だった筈です。
よって相手なりに走っての５着好走。
次走は、休養明けでマイナス材料ですが、Ｇ３→１６００万条件で得意なパターンです。

そして今回はと言うと、マーメイドＳ組が複数いるメンバー構成なんですよね。
これは大きくマイナスです。
フェリーチェレガロの連対は、今回、無いと考えるべきでしょう。



まとめ

エリザベス女王杯出走のマンハッタンカフェ産駒を比較します。


　　　　　　　　　対戦済馬　　　実績　　　　ローテ

ルージュバック　　　１頭　　Ｇ１で２着　　休み明け

クイーンズリング　　２頭　　Ｇ１で２着　　叩き３戦目

フェリーチェレガロ　 ４頭　　Ｇ３で５着　　叩き２戦目


総合的に見て、ルージュとクイーンの比較で迷いますが、、、
マンハッタンカフェ産駒では、ややクイーンズリングの方が最先着する可能性が高いと予測します。
クイーンズリングは相手の１頭、ルージュバックは押さえにすると思います。

---おわり---