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2015/11/18 20:28
マンハッタンカフェ産駒4
そして、肉体の限界を恐れるマンハッタンカフェ産駒は、
生命の危険を回避する為に、普段から対戦相手の情報を収集しておき、
レースレベルを察知して、強敵には白旗を準備しているという行動に出ているのです。
それを人間に例えてみましょう。
昔の知り合いに、相手によって大きく態度を変える人がいました。
同級生でも、自分よりスポーツが出来る人に対しては媚を売り、
自分よりスポーツが出来ない人に対しては見下した態度を取るのです。
その人が、何故、スポーツが判断の基準だったのかは謎ですが、
きっと世の中には、偏差値や、年収や、出自家柄、受賞暦、容姿、などなどを
判断の基準として態度を使い分ける人がいることでしょう。
その知り合いは、同級生に対してもスポーツ基準で人を選り分けますから、
運動部での上級生には、全く頭が上がりませんし、後輩には横暴でした。
きっと、体育会系の上下関係というモノなんでしょうね。
相撲とかラグビーとか、プロレスなんかだと、もっと凄そうです。
(騎手の世界もそういう匂いがしますよね)
勿論、単に性格が悪いだけという事だって言えるのでしょうが、
私の視点では、体育会系の縦社会は、ホメオスタシスによりそうなっていて、
もしホメオスタシスが機能せずに相撲部屋で兄弟子に横柄な態度を取った場合、
かわいがりを受けてボコボコにされて殺されてしまうのでは?と思います。
スポーツの世界は基本的にパワーの世界ですから、軍事と同じで
強い者に媚て、弱い者を従える、そういう空気を読む力が生命維持に大切だといえるでしょう。
(最近ニュースになっているヤクザの世界も、厳しい縦社会になってるでしょうね、きっと)
かなり脱線してしまいましたが、簡単に言うと、マンハッタンカフェ産駒は
今回の対戦相手が強いのか弱いのか本能的に空気を読んで生きていると言う事です。
---つづく---