阪神ＪＦに出走のステイゴールド産駒

ステイゴールド牝馬の特性をざっと表現するとこういう事でした。

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ステイゴールド産駒牝馬は気性由来の馬体重が萎む問題からG1を勝つのは厳しい。
しかし、相手の体重も大きくならない時期で
調子、体重増減、成績、この３つがあるのなら、G1でも勝つ可能性もある。
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まずは各馬の馬体重からみていきます。

調教後　前走
　406　　404　アドマイヤリード
　425　　410　ペルソナリテ
　410　　402　クロコスミア
　444　　440　ウインミレーユ
　458　　460　ウインファビラス

やはりステイゴールド産駒牝馬の常で、小型な馬が多いですね。

対して、今回の有力馬の馬体重は

調教後
　504　　メジャーエンブレム
　440　　ブランボヌール
　442　　アットザシーサイド
　406　　キャンディバローズ
　450　　デンコウアンジュ

キャンディバローズ以外は、４４０キロ以上ありますね。

まだ２歳の暮れですが、３０キロも他馬に馬格で差を付けられては苦しいレースを強いられそうですね。
この時点で、４４０キロ台に満たないステイゴールド産駒はちょっと厳しいです。


次は調子をみます。


８着→１着→今走　アドマイヤリード

１着→４着→休み明けで今走　ペルソナリテ

３着→１着→今走　クロコスミア

17着→１着→今走　ウインミレーユ

２着→５着→今走　ウインファビラス


クロコスミアは理想に近い成績・調子ですね。
前走１着の馬達は及第点。

前走４着以下はマイナス評価ですが、
ペルソナリテは２走前１着で休み明けというのが救いですし
ウインファビラスは２走前の混合重賞での２着が救いです。


後は当日の馬体重増減をチェックして最終評価になりますが、
ステイゴールド産駒のG1を勝った馬達は、全馬が新馬を勝って
最低限のスピード能力の裏付けを持っていたというデータもありました。

その観点から見ると、クロコスミア、ウインファビラスには、スピード能力に不安が生じます。


仮に５頭とも馬体重増減が今回プラスで出てきた場合の評価を現時点でします。

１番手評価：ウインミレーユ
２番手評価：ペルソナリテ
３番手評価：アドマイヤリード



因みに、ステイゴールド産駒は全馬がバテる展開でこそ、その真価を発揮します。
逆の展開ではディープ産駒の有力馬に敵う道理がありません。

それなのにステイゴールド産駒は、スタートでモタ付く馬が多いです。
（今回の出走馬達は必ずしもそうでは無さそうですが）
よって、ステイゴールド産駒とディープ産駒が多数出走予定の今回は
スロー展開になる確率が高いと思われます。