マンハッタンカフェ産駒16　　　　（有馬記念）

今週の重賞出走のマンハッタンカフェ産駒は、有馬記念のルージュバック1頭のみのようですね。

マンハッタンカフェ産駒の一連の日記では、実際に重賞に出走する馬を評価して行く事で
どのように評価し、その結果がどうなるのか？まで書けたと思います。

そもそもマンハッタンカフェ産駒を書き始めた原因も、ルージュバックからだったような気がするので
最後の締めに、この馬を評価と結果を見て終わらせるのが、収まり良いと思います。


1頭だけですし、ジックリと評価をやりましょう。




マンハッタンカフェ産駒の性質

・レースレベルを察知

・重賞での休み明けはやや苦手

・肉体的な負荷




最初はレースレベルの察知から


ルージュバック対戦歴

2015年11月15日エリザベス女王杯　マリアライト1着　　ルージュバック（４着）



今回は、対戦済みの相手は1頭のみ。
その１頭に先着されているのは厄介ですが、たった１頭なら問題ないというか
ルージュバックとしては、今回、見知らぬ顔ばかりでレースレベルの判断が狂います。
従って白旗は揚げないでしょうし、勢い余って激走する可能性もあります。

更に、牝馬は牡馬よりも、実績カーストの先入観の影響が比較的弱いのでした。
ルージュは牝馬ですから粘りの走りも期待できそうです。





次は、休み明けがやや苦手

ルージュバックは今回、休み明けでないですから問題なしです。
しかも、前走休み明けでしたから、ひと叩きされて上がり目もあるかも知れません。





次は、肉体的な負荷

これはちょっとレース前には解らない部分が多いですが、確定している基本的な部分から書きます。

２歳馬ではないので、そこまで負荷に気を使う必要はないです。
しかもルージュバックの場合、前走は４着。
連勝で負荷が掛かるという危惧はないですし。

でも、ちょっと警戒すべき点はあります。
前走牝馬限定Ｇ１→今走牡牝混合のＧ１ですから、前走より負荷を感じる可能性はあります。
そして、２５００ｍという長距離ですからＨペースだと肉低的な負荷で馬券圏内を外す確率は高いでしょうし
Ｍペースでも中緩みしないラップなら、先行した場合負荷によってワザと負ける可能性もありそうです。

この辺の判断は微妙ですから、大雑把に考えてＨペースなら負荷で駄目
Ｍペースならいろいろと場合によって駄目だったり、問題無かったりするだろうとします。

逆にＳペースなら負荷は気にする必要はないでしょう。というか負荷が少なくなりプラスでしょう。




前走エリザベス女王杯でのルージュバックの評価と今走有馬記念での評価
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　　　　　　対戦済馬　　　実績　　　　　　　　　　ローテ

前走　　　１頭　　　　　Ｇ１で２着　　　　　　　　休み明け

今走　　　１頭　　　　　牝馬限定Ｇ１で２着　　叩き２戦目
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前走エリザベス女王杯時の評価と今回との比較では、ローテで良くなり、実績でやや悪くなっています。
しかし実績に関しては対戦済みの馬が１頭だけ＝勢い余って好走するという
適性なのでマイナス材料と考える事はありません。



ルージュバックの評価

総合的に判断して、ルージュバックは高い評価になります。
買い目に積極的に入れたいですね。