メルボルンカップの感想

https://www.racing.com/form/2016-11-01/flemington/race/7/Splits/results

公式サイトのラップの見方が解らなくて、断念しましたが


勝ち馬の上がり４ハロンが46.73だと思われるので、
仮にレース上がり４ハロンを48.73と仮定すると、

　テンの１２ハロンは平均で12.65秒

　上がりの４ハロンは平均で12.18秒


となり、スローペース、もしくは緩目の平均ペースで流れたと思われます。

私にしては珍しくペース予想が当たったので、スタミナ血統と調子と斤量が良い馬が
キッチリ馬券圏内に来てくれました。

本命馬は惨敗でしたが、もう少し重い馬場だったら
人気より大きく好走してくれたのかもという感想です。


優勝馬のアルマンダンは適性グラフから、かなり重苦しい適性だと解ります。
正直、ここまで鈍重なタイプが来るのは違和感があるので当日の馬場状態を調べたら
JRA公式の結果では、「天候：晴　芝：稍重」となっていましたが、、、
しかし、他所のサイトでは良馬場としているところもある。

私がレース映像を見た感じでは、晴れてはいるが馬場は掘れる緩さがあるように見えました。


JRA公式と他サイトの不一致は例によって、
海外と日本の馬場評価に対する価値基準(哲学と言ってもいいでしょう)の違いが
原因で齟齬が起こってしまっているのでしょう。

穿ち調べてみましょう。



オーストラリアの馬場状態表記------------------------------
（2014年12月1日まではニュージーランドと同じ基準を使用）

Fm　Firm 1-2
Gd　Good 3-4
Sf　Soft 5-7
Hy　Heavy 8-10
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Firm：硬い、堅く引き締まったの意味
つまり、日本の良馬場である硬速馬場は、海外の価値判断ではGoodでは無い。
良くない好ましくない馬場状態だという事です。
（最近は、世界的にも微妙に日本に近い志向に近付きつつあるようですが表現方法は以前の表現のままです）


話をオーストラリアの馬場状態に戻しますと、
豪も日本と違う価値基準で世界基準ですね。
(英国の属国なので英と同じ価値基準なのは当然ですが)

そうなると、メルボルンカップの豪の公式発表が気になります。

メルボルンカップの公式サイトだと思われるヴィクトリア・レーシングクラブを見てみました。


----今日のフレミントン競馬場----

Shower or two clearing＝時々雨

True Entire Circuit＝コース全体

Track Condition： Good 4

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当日は時々降雨があって、「Good 4」ですから重に近い稍重だったというのが実情のようです。
ですからJRA公式の開催情報は、あながち間違っていませんね。

例年の正確な馬場状態を私は知らないので、決め付けはできないですが、
今年のメルボルンカップが柔らかい馬場で行われた事で
よりスタミナ勝負になったのかも知れないですね。

そうなると本命馬には他の敗因もあったのかも？
あと日本馬には、厳しい馬場だったでしょうね。


前回の海外馬券発売、第一弾、凱旋門賞では代替開催で予想できませんでしたので
今回のメルボルンカップから海外を予想する為に作った、血統適性グラフで予想し
好発が切れて良かったです。

次回のBCは、これまた持ち回り開催ですから、私の予想はお休みですね。
また次々回を楽しみに待ちたいと思います。

---おわり---