マンハッタンカフェ産駒　（エリザベス女王杯結果２）

私の中で一番の問題は、対戦経験でした。

クイーンズリングは、ミッキークイーンとマリアライトの両馬には負ける筈で、

シングウィズジョイは、クイーンズリング・ミッキークイーン・シュンドルボンに、
対戦経験的に負けてくれる筈だという読みだからです。


まず、マリアライトは不利で勝手に沈んだので仕方ないとしましょう。

それでも、ミッキークイーンは生きています。
しかも、最後の直線ではミッキーがクイーンズリングに外から蓋をして行って
一旦は進路が無くなったかにも見えました。
でもそれは一瞬で、前がバラけてクイーンズリングは楽に前へ進めましたが。

そうなるとシングはクイーンズリングには負けるので、
クイーンズリングが勝ったという結果になりました。



マンカフェ産駒の対戦経験で負けるパターンを上回ってしまう程、
前と内有利な展開になったし、あくまでも牝馬ですから、
絶対的に体育会系の序列が通用する訳ではない。

そういう事だと思います。
あとは緩いペースで肉体への負荷が少ないというのが合わさってのワンツーでした。

ミッキーとマリアライト（とシュンドルボン）が出走している時点で、クイーンズリングもシングウィズジョイも
手を抜いて走ります。そういう手抜きの走りでもシングウィズジョイの位置なら
２着出来てしまう程恵まれたし、クイーンズリングの位置も絶好のポジションだった
となるんでしょう。


まとめ

マンハッタンカフェ産駒の対戦経験を使って取捨するには、
牝馬とスローペースに注意して使わないといけないと、改めて思い知った結果でした。
ＢＣ　Ｆ＆ＭＴでは、スロー狙いで前内有利に賭けて失敗。
逆にエリザベス女王杯では、そのパターンで失敗。

そういうペースの裏目は、よくある事なので、めげてはいられませんけどね。