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2016/12/08 22:54
香港ヴァーズ2016 予想1
ゲート 番 |
馬番 | 馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 厩舎 | 予想 オッズ |
人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 牡4 | 57.0 | ギュイヨン | バリー | 6.1 | 2 | |
2 | 11 | セ4 | 57.0 | デソウサ | サイズ | 304.1 | 12 | |
3 | 12 | セ5 | 57.0 | カラン | クルーズ | 57.3 | 8 | |
4 | 7 | 牡4 | 57.0 | スミヨン | ドゥロワ | 7.4 | 5 | |
5 | 9 | セ7 | 57.0 | パートン | ホー | 112.0 | 9 | |
6 | 5 | セ5 | 57.0 | ボウマン | ムーア | 199.2 | 10 | |
7 | 3 | セ5 | 57.0 | レーン | ベル | 16.8 | 7 | |
8 | 6 | セ5 | 57.0 | パスキエ | バランド | 229.6 | 11 | |
9 | 4 | 牡4 | 57.0 | モレイラ | 堀宣行 | 6.3 | 3 | |
10 | 1 | 牡4 | 57.0 | ムーア | オブライ | 1.7 | 1 | |
11 | 10 | セ7 | 57.0 | マイヤー | ブル | 750.2 | 13 | |
12 | 13 | 牝5 | 55.5 | 岩田 | 斎藤誠 | 6.8 | 4 | |
13 | 14 | 牝6 | 55.5 | 武豊 | 大久保龍 | 13.4 | 6 | |
14 | 8 | セ6 | 57.0 | ヴォルスター | ショー | 750.2 | 14 |
※コース図はイメージ図であり、コーナー角度や縮尺は実物とは違いますのでご注意ください。
目に付くのが、2000mのスタート位置が無茶なところにありますね。
そして、ゴール位置もちょっとコーナーに近過ぎる。
逆に、それ以外はなんの変哲も無い、トラックコースとなっています。
香港ヴァーズの2400mコースは、ラストコーナーの位置からスタートで
初角までの距離も長いですから同じコーナー4個でも2000mとは違いユッタリ広々ですね。
ゆったり広々=EUの広い競馬場のイメージ で、良いと思います。
JRA公式にあるデータから、
過去10年の香港ヴァーズの結果から、レースの傾向を徹底分析!
http://www.jra.go.jp/keiba/overseas/race/2016hkir/vase/data.html
JRA公式「フランス調教馬が優勢〔表2〕」のデータを見て分かる通り、仏・英・愛が良いですし、
狭い独がイマイチなのも、ゆったり広々のイメージに合致しますね。
これで香港ヴァーズのレースイメージの土台は出来ました。
次は、過去優勝馬の血統適性グラフを見てみましょう。
※画像参照
スピ4 スタ7 パワー6 底力3 瞬発1 2015’ハイランドリール
スピ2 スタ10 パワー8 底力4 瞬発3 2014’フリントシャー
スピ2 スタ7 パワー3 底力5 瞬発1 2013’ドミナント
スピ4 スタ7 パワー5 底力4 瞬発2 2012’レッドカドー
なんと言ってもスタミナの豊富さが目立ちます。
フリントシャーのようなスピード不足でスタミナ過多馬が勝ててしまうレース。
あとは瞬発力と底力はレンジが狭い。
JRA公式「ノーザンダンサー系が強い〔表3〕〔表4〕」のデータを見ると
ノーザンダンサー系が良くて、ネイティヴダンサー系がイマイチ。
ノーザンダンサー系の中でもダンチヒ系サドラー系が良く、リファール系ストームキャット系が駄目とあります。
勿論、それはその通りですが、本質はスタミナ血統馬の好走が多いというだけ。
〔表3〕にはジャングルポケットの名前が2回あります。(同じ馬かも知れないですが)
ジャングルポケットは有名なスタミナ種牡馬であり、菊花賞馬を出しているステイヤー種牡馬。
広くてゆったりと流れる京都外回りの菊花賞でG1馬を出しているという適性が見えてきます。
JRA公式「前走のレースは多種多様〔表5〕」も、「ゆったり広々」のコンセプトに通じています。
世界中には様々なコース形態の競馬場とコースが存在することでしょう。
それらを相対比較でカテゴライズするなら、
・広い ←→ 狭い
・コーナー多い ←→ コーナー少ない(無い)
・コーナー角度緩い ←→ コーナー鋭角
・スタートからコーナーまでの距離長い ←→ 短い
・ラスト直線距離長い ←→ 短い
他にも、幅員や、坂、など幾らでも細かくカテゴリは増やせますが、
今回は沙田の話なので関係がありそうな要素だけを書きました。
もし沙田2400mコースが、狭くて直線が250mしか無いコースだったら
私は恐らく「前走のレースは多種多様」とは成らなかっただろうなと考えます。
きっと短距離レースや、狭い小回りコースを走っていた馬達が優勢になると推測するからです。
裏を返せば、ゆったり広々としたコースとは、どんなコース適性の馬にとっても
そこまでマイナスには働かない。
どんな馬にも走り易いコースだから、前走のコースは片寄らないのだと思われます。
---つづく---