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2016/12/10 17:50
香港カップ2016 予想1
ゲート 番 |
馬番 | 馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 厩舎 | 予想 オッズ |
人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 牡5 | 57.0 | 武豊 | 坂口 | 3.3 | 2 | |
2 | 6 | 牡6 | 57.0 | ボウマン | 池江 | 13.2 | 5 | |
3 | 8 | セ6 | 57.0 | パートン | イブ | 42.3 | 8 | |
4 | 4 | セ7 | 57.0 | カラン | クルーズ | 36.1 | 7 | |
5 | 7 | セ6 | 57.0 | ティータン | ファウン | 196.0 | 10 | |
6 | 3 | セ6 | 57.0 | モレイラ | ムーア | 14.3 | 6 | |
7 | 5 | 牡5 | 57.0 | スミヨン | 藤原英 | 6.1 | 3 | |
8 | 2 | 牡5 | 57.0 | ムーア | 堀 | 1.8 | 1 | |
9 | 9 | 牡5 | 57.0 | ブドー | ファーブ | 61.3 | 9 | |
10 | 10 | セ6 | 57.0 | デソウサ | ミラード | 691.0 | 12 | |
11 | 12 | 牝4 | 55.5 | M.デムーロ | 吉村 | 9.2 | 4 | |
12 | 11 | セ6 | 57.0 | モッセ | クルーズ | 638.6 | 11 |
沙田の2000mコースは、欠陥コースと言ってよいでしょう。
スタートから初角までの距離が170m程度で、勢い良く飛び出した先行馬などは
膨れたりもするようです。
私が先日予想したBCフィリー&メアターフとスタート地点の意味合いは似ています。
というか逆周りというだけで、ほぼ同じ意味のコースです。
要するに4回のコーナーを距離ロスが無く回れる内枠の先行馬が有利なコース。
これまで香港スプリントや香港マイルの予想で散々書いてきましたが
沙田の馬場はタフなのでBCフィリー&メアターフと同じく厳しいペースにはなり難い
構造のレースなのです。
(あっちは牝馬限定の芝中距離という理由でしたが)
香港カップ 過去のレースラップ
2015’馬場状態:Good 26.17 - 23.47 - 23.75 - 23.59 - 23.62 Mペース
2014’馬場状態:Good to Firm 26.22 - 25.31 - 24.44 - 23.12 - 22.87 Sペース
2013’馬場状態:Good to Firm 25.74 - 24.75 - 25.27 - 23.86 - 22.34 Sペース
2012’馬場状態:Good 26.67 - 25.92 - 24.83 - 22.83 - 22.84 Sペース
2011’馬場状態:Good to Firm 27.38 - 25.97 - 25.35 - 24.17 - 21.93 Sペース
※テンは"2秒"差し引いてペースは判定する。
去年のエイシンヒカリが外枠から平均ペースで楽逃げした年以外は、
近年はずっとSペースで展開していました。
JRA公式のデータから
http://www.jra.go.jp/keiba/overseas/race/2016hkir/cup/data.html
「1番枠が好成績!〔表1〕」を見ると、想像通り内枠が良い傾向で、外枠は勝つ確率は低いようです。
〔表1〕を見る限りでは、言うほど内枠だけに好走馬は偏ってませんけどね。
JRA公式のデータから
「中心は4歳牡・せん馬〔表2〕」を見ると、これまで見てきた香港国際の3レースとは違い
牝馬が優秀な成績です。
その理由は、スローで展開されるレースだから切れ味勝負になり、
牝馬特有のしなやかな切れ味が有効になるからでは?と考えられます。
最も近い牝馬の優勝年の、2010年のスノーフェアリーと、
次に近い2006年のプライドのレースペースを見ましたが、やはりスローペースでした。
どちらも世界の名牝なので、単に香港レベルでは圧勝する実力馬だっただけかも知れませんが。
JRA公式のデータから
「イギリス、日本調教馬に注目〔表3〕」&「1着候補は1〜3番人気から〔表4〕」を合わせて見ると、
香・日・英・仏の1〜3番人気馬が人気通りの好走をする結果が多いという事。
これだけトリッキーなコースであるにもかかわらず、単勝では穴が出にくいという事は、
人気馬とそれ以外の馬の実力に格差があるという事です。
---つづく---