香港カップ２０１６　予想３

過去4年を纏めて分析したのでは傾向が出ないので、
近年の香港カップをひとつずつ見て行きます。

2015年

スピ３　スタ５　パワー３　底力４　瞬発５　2015’エイシンヒカリ
スピ６　スタ５　パワー３　底力３　瞬発３　2着ヌーヴォレコルト

エイシンヒカリが11ゲートから平均ペースで逃げて、馬群は縦長。
ヌーヴォが３ゲートから内差し。
その他の馬は、あの程度のラップにもバテ気味に見えた。
この年は珍しく人気薄が1着。


2014年

スピ１　スタ５　パワー５　底力４　瞬発０　2014’デザインズオンローム
スピ４　スタ６　パワー５　底力３　瞬発２　2着ミリタリーアタック

スローペースで流れたが、仕掛け位置が他の例年より早かったようで
５〜６Ｆ目辺りから徐々にラップは速くなる。
当然、瞬発力は必要なくなり、前は崩れて外差し決着。
スローなのに残り１０００ｍ付近からペースが少し上がっただけでへこたれる程
沙田がタフなコースとも言えるし、メンバー層が薄いとも受け取れる。
連対馬は人気馬だった。


2013年

スピ８　スタ７　パワー８　底力５　瞬発５　2013’アキードモフィード
スピ３　スタ４　パワー３　底力３　瞬発２　2着トウケイヘイロー

１ゲートから内好位を進んだ人気馬が1着。
2着は５ゲートの人気薄の逃げ馬。（結局交わされたが内を閉めた騎乗は評価する）
典型的なスローの内前決着。


2012年

スピ４　スタ６　パワー５　底力４　瞬発２　2012’カリフォルニアメモリー
スピ７　スタ６　パワー７　底力６　瞬発４　2着ジオフラ（牝馬）

１ゲートから内を先行した人気馬が1着。
2着には９ゲートの人気薄の牝馬が追い込んだ。
直線では馬群の真ん中を突き抜けて来たので距離ロスはそこまで無かった。
ペースはスロー。早仕掛けで無い場合は、余程のしなやかな切れ味が必要。

2013年と2012年を比較した時に、2012年の方が同じスローでも少しは仕掛けが早いのが
2着に差し届いた理由とも考えられる。
2013年が馬場状態Good to Firmで、2012年がGoodだったのもあるのかも。

---つづく---