香港国際競走　結果分析４　（香港スプリント)

■香港スプリント



香港スプリントの枠順を見た瞬間に思ったのが、「やはり地元香港勢を勝たせに来たな」でした。

国　ゲート番号

香　１
香　２
香　３
香　４
香　５
豪　６
香　７
豪　８
香　９
日　10
米　11
英　12
日　13
仏　14


レースペースは、緩めの平均ペースで、１・３着が逃げ先行馬。
２着馬は差し馬でしたが断然人気馬で地元での単勝オッズ2.2倍。
５ゲートからそんなに大きくは外を回らずに差したので、ロス無く回れた事が大きかったです。
それでも４コーナーで外を回した距離ロス分が最後に響いて２着までだったのと見るべきでしょうね。

ラップ

23.90　-　22.12　-　22.78　Ｍペース（Ｇ１としては緩め）



私の予想は、「平均ペース・６ゲート前後の枠・適性グラフ」この３つから評価を決めました。

まず、平均ペースは読み通りでした。

----------------------------------------------------------------------------
2015年や2014年の様な、平均ペースなら日本馬の切れを封殺できる可能性が高い。

ラップ

　2015’馬場状態：Good　　　　　　　　23.91 - 22.03 - 22.80　Ｍ

　2014’馬場状態：Good to Firm 　　23.36 - 22.31 - 22.90　Ｍ
----------------------------------------------------------------------------


６ゲート前後の枠に関しては、結果を見ると、１・２ゲートの方が良いくらいでしたね。
内枠という事で１〜５くらいが良かったので、この点に関しては微妙にズレました。


適性グラフは全く駄目でした。
スピードある馬は不利で瞬発力も少なければ少ない程良いというコンセプトで
評価をしましたが、本命馬アメージングキッズは４着で、×評価のラッキーバブルズが２着。

これにはゲート番号も関係しているのでしょうけど、それでもアメージングキッズの鞍上は
今の内伸びを熟知している魔術師モレイラだったので最内に拘りを持って走ってくれました。
結果、内が詰まり馬券圏内までは無理でしたが、モレイラで捌けない馬群なら仕方ないですし
ラッキーバブルズ程の人気はない同馬では外を回したら良くて４着までだった気がします。

私の予想の間違いとしては、差し馬なのに内から馬群を割れる馬を選んでいない点と
適性グラフよりも内枠こそがこのレースの予想のポイントであると読めなかった事ですね。


レース結果を観た後の、今になって考えたら、アメージングキッズは馬体重５２２キロで
血統系統がストームキャット系。
こういうタイプに内を突いて馬群を割れという事自体が狂ってましたね、、、、＞＜；


１〜３着馬グラフ

スピ３　スタ８　パワー２　底力４　瞬発１　1着エアロヴェロシティ
スピ９　スタ４　パワー６　底力３　瞬発５　2着ラッキーバブルズ
スピ３　スタ６　パワー６　底力４　瞬発１　3着ペニアフォビア


逆にアメージングキッズは先行する気になれば出来る血統タイプですし、
戦績でも１０００ｍのレースを先行した経験があるようですから、
そうしていれば或いは３着くらいはあったのかも知れないです。
でも、中枠で、鞍上モレイラ。普通に考えたら良くて好位に付ける程度でしょうね。
どう転んでも無理筋に近い本命だったかもと、今になると思えます。

あと、ラッキーバブルズは今回は２着でしたが、かなりの内容なので、
まだ５歳ですし今後は香港Ｎｏ１になるかも。